◆USBはすべてType-Cを採用! ワイヤレス充電はスマホのサイズ次第
ステアリング周りは、イマドキのレーシングカーのごとくボタンがいっぱい。特に混乱するのが右手側のクルーズコントロールまわり。通常のクルーズコントロールとレーダークルーズコントロールを選択する「走行支援モード選択スイッチ」に、速度設定の「走行支援スイッチ」にプラスとマイナスの「車速調整スイッチ」、前走車との「車間距離切りかえスイッチ」、そして「キャンセルスイッチ」。その下にはカーオーディオの「ソース切り替えスイッチ」が並びます。
それ自体はほかのクルマも似たようなものですが、クルーズコントロールとレーダークルーズコントロールの違いがよくわからず。さらにメーターパネルのアイコンが小さいことから「これはどっちのモードなのか?」と少し混乱しました。
ASCII.jp自動車部名物のUSB/スマホトレイ徹底チェックです。まずUSB端子はダッシュボードに2個、アームレストの中に2個あり、すべてType-Cに。部員たちはType-Aは時代遅れ、iPhoneだってType-Cになったんだから、これには大満足。
逆にスマホトレイは横置きタイプでちょっと不満。さらにケーブルをつなげると、6型以上の大型端末ではケーブルが浮いてしまうので、さらに不満です。ちなみにスマホトレイは取り外すことができ、ケーブルやヘソクリを隠すのに便利そうでした。
感心したのが、ドライブモードセレクターの隣に設けられたスマホトレイ。ワイヤレス充電(Qi)対応で、縦に差し込むタイプです。Qi充電のスイッチが小さいのでわかりづらく、スマホのサイズはケースを選びそうなところと、ケーブルを挿した状態で差し込むのは難しそうなのは難点ですが、ドリンクホルダーのようにしっかりホールドするので、運転中にあっちこっち動かないのは実にイイ!
今まで色々なクルマのスマホトレイを見てきましたが、プリウスのワイヤレス充電ホルダーは傑作に近いかも! 次にイイのは、アームレストに差し込むアルファ・ロメオかなと。
ASCII.jp自動車部名物、インフォテイメントとスマホの関係について。Apple CarPlayはワイヤレスApple CarPlayに対応しますが、Android Autoはケーブル接続でなければ使うことができません。最近ワイヤレスのAndroid Autoが解禁されましたが、対応機種(カーナビ側)がほとんどないのです。
さて、プリウスの音声認識を試したところ、こちらの認識率はかなり高く、ナビはもちろんエアコン操作なども可能。ただ声はシッカリと発音した方がよさそうで、Googleマップのようにはいかないようです。
室内灯とバイザー裏のミラーもチェック。バイザー裏は最近はやりつつある、照明とミラーが別の場所にあるタイプ。室内灯の中央部にはSOSボタンが用意されていました。

この連載の記事
-
第588回
自動車
都市型SUVの新定番! マツダ「CX-30」がもたらす新感覚ドライブ -
第587回
自動車
死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体 -
第586回
自動車
今しか選べない“熱き”ガソリンSUV!マセラティ「グレカーレ」の真髄を体感する -
第585回
自動車
カッコいいワゴンは健在! アウディの新型「A5 Avant」は流麗なデザインと広々ラゲッジでアウディらしさを継承する -
第584回
自動車
「VEZEL e:HEV RS」は後出しズルい! と言いたくなるほどイイクルマだった -
第583回
自動車
採点方式が激変の2025年「日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終決戦! 10ベストカー試乗会レポ -
第582回
自動車
BMW「X2 M35i」はカジュアルさとBMWらしさが高次元にバランスした日本にピッタリなSUV -
第581回
自動車
フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」はオトナになったボーイズたちに勧めたいぜいたくな1台 -
第580回
自動車
プジョーの新SUV「3008」はデザインでの購入者が大半! リゾートホテルのような内装とクーペフォルムが牽引する -
第579回
自動車
新型「プレリュード」は今のHondaを凝縮したハイブリッドスポーツの前奏曲だ! -
第578回
自動車
クラウン・エステートで車中泊体験! 「おもてなし」シートで過ごすぜいたくなドライブ体験 - この連載の一覧へ






































