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製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」の正式版が提供開始

「Smart Craft」

 Smart Craftは7月1日、製造現場DXプラットフォーム「Smart Craft」の正式提供を開始した。

 Smart Craftは、工場内の一連の業務プロセスをタブレットやスマホなどのモバイル端末を活用し、デジタル化できるクラウドサービス。これまで紙やExcelなどを用いた製造現場のアナログ業務をデジタル化し、現場状況をリアルタイムで見える化し、製造データを一元集約。

「Smart Craft」

Smart Craftの特徴
・製造現場の帳票をまとめてペーパレス化
 指示書や作業日報、品質記録など製造現場の帳票をまとめてペーパレス化。手順書などのドキュメントは画像にてアップロード可能なため、現場にある多くの帳票を削減可能。

・生産の実績を正確に記録
 タブレットやスマホなどのモバイル端末を利用して、稼働工数や停止時間などの生産の実績が正確に記録。生産完了後に日報を作成・転記する手間が省け、日々生産の実績がデータとして蓄積。カメラを使用して不良の記録を写真で残すことができる。

・離れた場所からリアルタイムに進捗確認
 計画に対する生産の進捗状況をリアルタイムに見える化。離れた場所からでも現場の進捗状況を把握でき、管理者が時間をかけて現場へ行く必要性がなくなる。

・データを活用し、カイゼン活動を促進
 日々Smart Craftに蓄積されたデータがダッシュボード上で自動集計され、縦軸、横軸、グラフの種類を選んだ自由度の高いグラフ作成が可能。改善案創出のための分析活動に活かせます。作成したグラフは、画像やExcel形式でエクスポートが可能。

 同社では今後、IoTデバイスを用いた設備データの自動収集やトレーサビリティー機能などを順次拡充するとしている。

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