近距離無線通信規格「NFC」の規格の更新によって、早ければ2025年のiPhone 17から、Apple Payの支払い処理速度が向上する可能性があるという。米メディア9to5macが6月23日に報じた。
同紙によると、NFCの規格を定義するNFCフォーラムが今後のロードマップを公開しており、そのなかの主要な更新として通信範囲の拡大が予定されているという。
現在のNFCの通信距離は5mm以内だが、将来的にはこれが最大30mmに拡大されるとのこと。これにより端末をギリギリまで近づけなくとも通信が可能になり、近づけているあいだにも処理が始まるため、結果的に決済が早くなっているように感じられるそうだ。
NFCの仕様更新は2025年から2028年になると予定されているため、早ければ2025年のiPhone 17から新しい規格のNFCを体験できるようになるかもしれない。
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