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気候変動リスク分析プラットフォーム「Climate Vision Lite」提供開始

 株式会社Gaia Visionは2023年5月26日、気候変動リスク分析プラットフォーム「Climate Vision」の無料版「Climate Vision Lite」の提供開始を発表した。

「Climate Vision Lite」は、世界中の洪水浸水リスクや気候変動リスクを表示し、分析することができる。また、現在だけでなく、気候変動が進んだ場合の将来の洪水リスクマップの表示も可能。これにより、企業においては自社拠点の洪水浸水リスクを定量的に理解することで、サステナビリティ関連情報開示や気候変動に関するシナリオ分析、社内の災害対策、BCP(事業継続計画)といった戦略の検討とともに社内の合意形成に活用できるとしている。

 無料版である「Climate Vision Lite」では、解像度の制限(500m)などが設けられているが、将来気候シナリオ分析を行う第一歩として活用可能なものとなっているという。有償版の「Climate Vision」ではさらに高い解像度(日本では30m、海外では90m)で提供されるほか、オプションで社内の合意形成支援などコンサルとレポーティングなどもある。有償版の費用は60万円(5拠点)からとなっている。

 Gaia Visionでは、今回の「Climate Vision Lite」提供によって、気候変動リスクマネジメントの活動を促し、本格的な気候変動適応の取り組みにつなげていきたいとしている。

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