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地域DXの推進に取り組むベンチャーDX通信、『広域Wi-Fi』通信サービスのさらなるデジタル活用に向け実証調査を行う実験局を開設

PR TIMES

DX通信株式会社
― 各自治体に快適なWi-Fi環境を提供し、地域活性化の推進を目指す ―


地域DXの推進に取り組むベンチャーDX通信株式会社(所在地:東京都中央区、代表取締役:杉本 聡、以下「DX通信」)は、『広域Wi-Fi』通信サービスのさらなるデジタル活用に向け実証調査を行う九州飯塚実験局(設置場所:福岡県飯塚市幸袋375-1、以下「実験局」)を2023年4月14日に開設したことをお知らせいたします。

今回の実験局の開設を通じて、『広域Wi-Fi』を各自治体へ提供し、安心で安全な街づくりと持続可能な社会の実現に向け、様々な実証調査をすることで『広域Wi-Fi』のデジタル技術を活用した地域活性化への取り組みを加速させます。

                   <設置した九州飯塚実験局>

開設の目的


 近年、日本政府よる成長戦略のひとつとして“ デジタル田園都市国家構想 ”※1 が打ち出されて以降、各自治体ではDX・デジタル化に向けた動きがより一層加速しています。
DX通信社は、自治体が抱える「産業」「観光」「環境」「防災」「移動」「教育」「医療・介護」等、それぞれの分野のニーズや特性に合わせ、自治体と共に『広域Wi-Fi』の実証を積極的に行い、導入を進めてきました。実証を進めるにあたり、自治体の地域特有の地形、地質、気象条件などに合わせてこれまで以上に検証が必要だと明らかとなりました。
こうした背景を踏まえ、DX通信社は『広域Wi-Fi』の電波の伝播検証や機器の動作検証を行うことで、自治体の地域特有の地形、地質、気象条件など限定的なエリアにおいても安定的な通信環境を提供することを目的とした実験局を開設します。

※1デジタル田園都市国家構想とは、2021年に内閣総理大臣の下で発表された「デジタル化の恩恵を国民や事業者が享受できる社会、『全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会』を目指す」という構想です。
(参考:内閣官房ウェブサイト「デジタル田園都市国家構想実現会議」https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/digital_denen/index.html

主な検証内容について


・個宅外壁に仮設した受信機および屋外仮設受信機の通信確立および動作検証
・受信機の設置位置を高くした事による通信確立および動作検証
・メッシュネットワーク※2 住宅密集地と開放地の電波伝播比較や高さを変えた比較
・アクセスポイントの設置位置を低くした事による通信確立および動作検証
・実験局に設置したマルチホップ※3 を起点としマルチホップで通信確立及びエリア構築、動作検証
・無線エントランス (4.9GHz)※4 での通信確立および動作検証

※2 メッシュネットワークとは、網目(メッシュ)のようにネットワーク機器がつながり合う通信形態。通信経路のどこかで障害が発生しても、障害地点を迂回し正常に通信できるなど、障害に強く信頼性が高いのが特長である。
※3 マルチポップとは、無線機に備え付けられたセンサを中継器として利用し、広範囲におよぶ通信を可能とするネットワーク技術で、通信経路とも呼ばれる。
※4 無線エントランスとは、基地局と受信局を長距離無線で結ぶ仕組み。光ファイバーが敷設しづらいエリアに受信局を設置し、受信した電波でWi-Fiエリアを構築する事を想定。

今後について


DX通信は、今回の検証内容にとどまらず、電波の伝播や機器の動作の調査検証を重ねていく予定です。今後も『広域Wi-Fi』の普及に向け、地域活性化への貢献に取り組んでまいります。

■DX通信株式会社について(https://dxw.jp/index.html
DX通信株式会社は、通信事業者として2022年2月設立。「進化したデジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへと変革する」ことをスローガンに掲げ、広域高速Wi-Fi通信網を通して自治体のDX化を図り、安心で安全な街づくりを持続可能な社会の実現に向け、事業を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。自治体や都市開発デベロッパーに向けた広域高速Wi-Fi通信網(基地局)の整備と、都市のDX化についてのコンサルティング業務及び、DXの実施並びに運用・管理が主たる事業を提供しています。また、海外での広域高速Wi-Fi通信網基地局整備の提案及びDXソリューションも提供しています。