Z世代向けクリエイティブや人材採用、LP改善を支援 高校生起業家ら次代を拓く4社が登壇
JAPAN INNOVAITON DAY 2023 スタートアップショーケース Vol.02 ~若手&学生起業家編~
1 2
動画制作の単純作業をAIで自動化するプラグイン「Ready」を開発、
レイワセダ株式会社
レイワセダは動画制作の単純作業をAIで簡略化する、Adobe Premiere Pro向けのプラグイン「Ready」を開発する。もともとレイワセダは動画制作を行ってきたが、単純作業に多くの時間がかかるため、クリエイティブにリソースを割けない課題に直面したという。
そこで、レイワセダはAIを用いて音声区間検出を行い、無音区間部分をワンクリックで自動削除するプラグイン「Jet Cut Ready」を開発した。競合製品が雑音を有音区間として認識するのに対し、「Jet Cut Ready」はAIが必要な音かどうかを判断するため、正確な無音区間の削除が可能となる。
現在アルファ版の実証実験をしており、4月にベータ版を提供、6月にサービス提供を開始する予定だ。また、カット作業以外にも字幕生成や動画内容の要約などの機能を追加し、動画制作の単純作業を削ることで、クリエイティブを促進していく。
LPの改善提案から実装までを一気通貫で可能にする「dejam」を開発、
株式会社LeanGo
LeanGoはマーケティングDXツール「dejam」を開発する。「dejam」は専門人材やツールの併用なしでLP(Landing Page、ランディグページ)を改善し、誰でもWebマーケティングの成果を向上できるというもの。LPO(Landing Page Optimization、ランディングページ最適化)は時間や費用などのコストがかかるため、実施の難易度が高いと感じている企業が多いという。また、既存のLPOツールの問題点として、現状分析はできるものの、改善案の提示ができない点を挙げた。
「dejam」ではWebサイトやLPを分析したうえで、具体的な改善案の提示から実装までを一気通貫で行える。導入企業のサイトでは資料請求や問い合わせの件数が130〜170%改善した実績もあるという。誰が使っても簡単に成果が出せることにこだわり、年間600件以上のアップデートを実施しているため、UXの満足度も高いという。
今後は事業会社への導入だけではなく、広告代理店と共創する「パートナー制度」を開始することで事業を拡大する方針だ。
1 2