Beyond5G 3つのキーワード
髙橋社長は今後、来るであろうBeyond5G時代に向けて「デジタルツイン」「光電融合」「サテライト(衛星)」という3つのキーワードを掲げた。
「デジタルツイン」に関してはαUでメタバースの方向性を示された感がある。
光電融合とはNTTグループが「IOWN」として開発を急いでいる技術で、電気に加えて光を用いることで、コンピューターの消費電力を抑えるというものだ。
先日、IOWNのフォーラムにKDDIが加入すると明らかにされた。
髙橋社長は「光電融合で省電力化が期待されているが、KDDIは伝送の世界で優位性が保てそうだ。一生懸命やっていきたい」と語る。
KDDIはアメリカと日本を結ぶ光による海底ケーブルなどの技術力がある。IOWNでも、そうした面での技術開発が期待されているようだ。
サテライトはすでにKDDIはスターリンクと組んで法人や自治体に向けて衛星通信サービスを提供している。
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