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「日テレ共創ラボ」開始 インパクト投資など4分野でスタートアップなどと連携

 日本テレビ放送網株式会社は2023年2月27日、開局70年を迎える今年、「みんながワクワクする未来」を創造するための共創の仕組み「日テレ共創ラボ」を開始。パートナー企業を募集する。先端テクノロジーやサービス、デザイン、プロダクトなど体験を創造するノウハウやリソース、アイデアとクリエイティビティを持ち寄り、次の時代の社会と文化に貢献できる挑戦を生み出すという。

「日テレ共創ラボ」では、生活者の近未来の「街ナカ」、「家ナカ」でのエンタメ体験に加え、「未来社会」、「未来世代」への貢献という4つの共創テーマで活動。パートナー企業を募集する。

「<未来社会>ソーシャルインパクト SOCIAL IMPACT lab」では、ソーシャルスタートアップ企業との共創も視野に、社会的なインパクトの可視化を研究、実践する。プロジェクト第1弾は「社会に新たな『モノサシ』を!インパクト測定プロジェクト」。社会的インパクト測定やインパクト投資の手法を研究、実践し、スタートアップ企業との共創や日本テレビのサステナビリティ活動に反映することで、社会的活動を推進していくとしている。

「<未来世代> 子ども・未来 KODOMO MIRAI lab」では、次代を担うα世代の子どもたちと、未来のために、学びとエンタメを掛け合わせた新たな体験価値を生み出していく。 プロジェクト第1弾は、「未来にもっとワクワクを!汐留サマースクール(仮)」。2023年8月に汐留エリアで計画する。子どもたちが「好き」を見つけ、伸ばし、未来を想像できるきっかけを提供する「学び」のイベントだ。「宇宙」、「サイエンス」、「アート」、「スポーツ」などをテーマに子どもたちの好奇心を伸ばし、親子で楽しめるイベントを目指すという。子どもたちへの学びの体験を出展し、ともにイベントを創る共創企業、団体、学校などを募集していく。

「<街ナカ>次世代体験デザイン Experience Design lab」はテクノロジー企業やクリエイターとの共創で、都市体験まで含めた次世代のエンターテインメント体験を創造する。 プロジェクト第1弾は、森ビル、バスキュール、日テレなど、11社のコンソーシアムによる「クリエイティブエコシステム構築に向けた共同プロジェクト」。虎ノ門ヒルズエリアを舞台に、業界や領域を超えたコラボレーションで新たな都市体験やコンテンツを創出、発信する。パートナー募集対象はテクノロジー企業やクリエイターなど。

「<家ナカ> リビングライフ CREATIVE LIVING lab」では、これからの10年に向けて、近未来に実現したいリビングライフのアイデアと体験を、様々な企業、大学との共創でつくっていく。プロトタイプや研究成果は3月に米国のテキサス州オースティンで開催されるマルチイノベーションイベント「SXSW2023」内の Creative Industry EXPO に出展予定だ。 プロジェクト第1弾では、パナソニック Future Life Factory と共創プロジェクトを行うほか、五感を介して伝えるメディア体験をテーマに慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科 Future Crafts Project と共同研究プロジェクトを実施する。

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