文書作成に特化したAIツール群
「Easy-Peasy.AI」は、OpenAIの会話形AI「ChatGPT」よりも“10倍早い”をうたい文句にしたサービスだ。トップページの説明文に「AI Content Generator」とあるように、チャットだけではなく、AIを使って様々な文書を生成するツールを集めたポータルサイトのようなサービスとなっている。
簡単な作業なのになかなか手がつけられないことも多い定型文書作成のストレスを、AIでなくしていく方向に全振りしたEasy-Peasy.AIの使い方を解説していこう。
「Chat(チャット)」の使い方
Easy-Peasy.AIのツール群は画面左側にあるメニュー一覧から選択する。ここでは「チャット」を使いたいので「Chat」をクリックしよう。
ChatGPTとそっくりなUIなので戸惑うことはないだろう。画面下部の入力欄を使ってチャット形式でAIと会話をすることが可能だ。ユニークなのはボットにマーキー(MARKY)という名前がついており、男の子のアイコンが表示されているところだ。シンプルなChatGPTの方が好みという人もいるだろうが、思った以上にAIと会話をしている感が増すので個人的には気に入っている。
ChatGPTと違うのは画面右上のプルダウンメニューでAIのタイプを変更できる点だ。デフォルトは「General AI」ということで通常のチャットボットだが、プログラミングに特化した「Coding Assistant」、旅程作成が得意な「Travel Guide」、テーマを与えると韻を踏んだ詩を書いてくれる「Poet」など計10タイプが用意されている。
学習モデルにChatGPTと同じOpenAIのGPT3を使用しているので使用感もあまり違いはないが、表示の速さは一目瞭然だ。ただし無料プランは1日25回の制限がかかる。
「AI Images(画像生成)」の使い方
左側メニューから「AI Images」を選択すると画像生成ツールが表示される。一番上の「What image do you want to generate?」の欄に生成したい画像の題材、例えば「cat」、「robot」など入力し、画面右下の「Generate」ボタンをクリックすると画像が生成される。
キーワード以外に「Oil Painting(油彩)」、「Cartoon(マンガ風)」、「Anime(アニメ風)」といった画風や、「Picasso(ピカソ)」、「Da Vinci(ダ・ヴィンチ)」のようにアーティスト名を指定することもできる。
試行錯誤の末「a smartpphone」というキーワードで生成してみたのがこの8枚。正直精度はあまり高くないが、プレゼン資料などに簡単なイラストが必要なときに重宝しそう。