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Yugabyte、シンプルかつリスクのないクラウド移行を支援する「YugabyteDB Voyager」のリリースにより、クラウドネイティブの採用を加速化

PR TIMES

YugaByte Japan株式会社
新たな移行ライフサイクルツールが、レガシーデータベースや特定クラウドのデータベースからの移行という企業の抱える課題克服を支援する


米カリフォルニア州サニーベール 2023年1月24日 - 最先端のオープンソース分散SQLデータベース会社であるYugabyteは本日、一元化されたデータベース移行ソリューションであるYugabyteDB Voyagerの正式リリースを発表しました。YugabyteDB Voyagerを使用することで、あらゆる規模の企業がレガシーデータベースやの特定のクラウドのみで提供されるデータベースの制限から解き放たれ、エンドツーエンドのクラウドネイティブ分散アーキテクチャへとシームレスに進化して、クラウドおよびアプリケーションのモダナイゼーションの取り組みを加速させることが可能になります。


Gartnerによると、2025年までにクラウド支出が従来のIT支出を上回り、IT支出の半分以上(51%)がクラウドになると予測されています。クラウドへの移行に伴い、企業はアプリケーションのモダナイゼーションとマルチクラウド化の取り組みを優先させていますが、基盤となるデータの最新データベースへの移行が複雑であるために活動は遅延しており、生産性の低下、リスクの増加、運用コストの上昇という結果を招いています。

企業はYugabyteDB Voyagerを使用することによって、データベースのモダナイゼーションに関する幅広いライフサイクルを単一の柔軟なクラウドネイティブソリューションで管理できるようになります。その結果、企業は運用コストを削減し、全体的なリスクを低減できます。

「当社の顧客は、クラウドおよびアプリケーションの取り組みを加速させたいという考えをお持ちですが、時にこうしたプロジェクトの推進を妨げる最大の障壁となるのがデータベースの移行です。何十年も使われてきた従来のRDBMSから、最新のクラウドネイティブ分散SQLデータベースに数百ものデータベースを移行しようとすると、その移行の複雑さから膨大な作業になる場合があります」と、Yugabyte社のCTO兼共同創業者であるKarthik Ranganathan氏は述べ、次のように続けます。「YugabyteDB Voyagerの提供するエンドツーエンドのデータベース移行ツールは、あらゆるソースデータベースからあらゆる環境に展開されたYugabyteDBに同一手順でデータベースを移行できるようにすることでYugabyteDBへの移行を単純化し、この困難を取り除きます。これにより、複数のツールを調査したり、データベースチームスタッフに再教育を行ったりする必要がなくなります。」

YugabyteDB Voyagerによってクラウドネイティブの採用が促進されることにより、企業は従来のデータベース支出を削減し、データの集約度を高め、運用業務の要求を軽減できるようになり、コストを削減できます。さらに、YugabyteDB Voyagerは、Oracle、PostgreSQL、MySQLなどのレガシーなデータベースシステムや、AWS RDS、Aurora、Google Cloud SQL、Azure Database for PostgreSQLなどの特定のクラウドでのみ提供されるデータベースからスキーマとデータの両方を移行する一貫した実証済みのプロセスを提供することにより、全体としてのリスク低減を支援します。

「2024年までに、10社中6社の企業が、よりアジリティかつインテリジェンスが要求されるアプリケーションのサポートと耐障害性の向上を目的として、現行のデータベースのサプライヤーを再検討することになるでしょう」と、Ventana Research社の副社長兼リサーチディレクターであるMatt Aslett氏は述べており、また、次のように続けています。「分散SQLデータベースは、単一のデータセンターやクラウドのゾーンまたはリージョンを超えるスケーラビリティと回復力を提供するよう特別に設計されており、魅力的な選択肢です。データベースの移行は、コストがかかり複雑になる場合があります。そのため、YugabyteDB Voyagerのようなデータベースの移行とモダナイゼーションを容易にするように設計された製品は、企業がデータプラットフォームプロバイダー候補を評価する際にますます重要になってきています。」

2022年にベータ版として発表された本ソリューションは、慎重に選ばれたベータ版のユーザーからのフィードバックや継続的な技術投資に基づいて、正式リリース版で多くの追加アップデートや新機能が加えられました。新しいインストーラーにより、YugabyteDB Voyagerのデプロイと使いやすさが大幅に改善され、利用開始までのプロセスが簡素化されました。

「Genxlead社は、世界トップクラスの広告およびマーケティングサービスのリーダーとして、革新的でデータ駆動型のサービスと、急速に進化する業界にシームレスに適応できる最新のデータレイヤーを組み合わせる必要がありました。YugabyteDB Managedの採用を決めたのは、フルマネージドの分散型DBaaS(database-as-a-service)として、スケーラビリティ、パフォーマンス、運用の簡素化において我々の期待を上回っていたためです」と、Genxlead社の創設者であるMadhan Kumar氏は述べており、次のように続けます。「私たちは従来のデータベースからの移行を簡素化するために、YugabyteDB Voyagerの導入を楽しみにしてきました。エンドツーエンドのデータベース移行製品であるYugabyteDB Voyagerを使用して、1億2,000万件のレコードをロードする概念実証(PoC)を成功させることができました。YugabyteDB Voyagerを使用して実稼働環境でのワークロードを移行し、クラウドネイティブの採用を加速させる日を楽しみにしています。」


「PostgreSQLを中心としたオープンソースソフトウェアのトータルサービスプロバイダとして、SRA OSSはデータベースのモダナイゼーションに取り組むお客様をサポートしております。分散SQLの可能性が高まる中で、革新的な技術により Yugabyte社が業界をリードしていくことを期待しています。今回のYugabyteDB Voyagerの一般提供により、既存のデータベースからの移行が簡単かつ高速になることにより、YugabyteDB の更なる利用加速につながると確信しております。」と、SRA OSS LLC社 代表取締役社長 稲葉香理氏は述べています。

「インサイトテクノロジーは、1995年の創業以来、企業におけるデータの価値を最大化するために何が必要かを常に考え、データベースの専門家集団として、必要な製品やサービスを提供し続けてきました。Yugabyte社からYugabyteDB Voyagerとしてエンドツーエンドの移行ソリューションが提供されることは大変嬉しく思います。この新しい移行ツールにより、モダンなクラウド環境のアプリケーションの移行を模索している企業のお客様にとって選択の幅が広がり、レガシーかつモノリシックなデータベースからのデータ移行と脱却を図ることに大いに役立つものになると期待しています。」と、株式会社インサイトテクノロジープロダクトマネジメント本部 松尾拓馬氏は述べています。

YugabyteDB Voyagerの詳細については、https://www.yugabyte.com/voyager/をご覧ください。

Yugabyte社について
Yugabyte社は、グローバルなクラウドネイティブアプリケーションの構築に特化したオープンソースの高性能分散SQLデータベースであるYugabyteDBを運営する企業です。YugabyteDBは、SQLクエリの柔軟性、高いパフォーマンス、クラウドネイティブのアジリティにより、ビジネスに不可欠なアプリケーションをサポートします。これにより企業は複雑なデータインフラの管理ではなく、ビジネスの成長に集中できます。サイバーセキュリティ、金融市場、IoT、小売、Eコマースなど様々な業種の企業から信頼をいただいています。FacebookやOracleの元エンジニアらによって2016年に設立されたYugabyteは、Lightspeed Venture Partners、8社のベンチャーキャピタル、Dell Technologies Capital、Sapphire Venturesなどの支援を受けています。www.yugabyte.com