Z790 Pro RS WIFIで激強ホワイトPCを自作
20万円強で揃うASRockマザーを使ったイチオシ構成を教えます
SSDはコスパを優先!
ド定番の「WD_Black SN770 NVMe 1TB」一択だ
NVMe M.2 SSDにも、次世代規格となるPCIe Gen 5.0の波が来ているが、価格がこなれてくるのはまだまだ先になる。いま買うならPCIe4.0でコスパの良いWestern Digital「WD_Black SN770 NVMe 1TB」でキマリだ。秋葉原の週末特価や、ウェブ通販で特価が出ることも多いのもポイントだ。
電源ユニットも将来性を加味して選択
基本構成の最後は電源ユニットだ。電源ユニットにもATX 3.0という次世代の規格が登場している。大きな変更点として、GeForce RTX 4000シリーズで採用されている新たなPCIe補助電源となる12VHPWRコネクターへの対応がある。
しかし、12VHPWRコネクターはいますぐ必要なわけではなく、従来のPCIe6+2ピンから12VHPWRコネクターへの変換も可能になっている。
当然、ここではATX 3.0準拠の電源ユニットの組み合わせはコストアップにつながるので回避したが、12VHPWR変換ケーブルをオプションでラインナップしているCORSAIR製の電源ユニットを選んでいる。
ビデオカードのおすすめGPUを3つピックアップ
約21万円で構成したベース構成。このままでもCore i5内蔵のiGPUを使って普段使いできるが、いまPCを自作するならPCゲーミングは欠かせない要素だ。
すでに前世代にはなるが、価格と性能のバランス的にまだまだ有力は選択肢となるGeForce RTX 3000シリーズとRadeon RX 6000シリーズ。今回はフルHD@144HzプレイやWQHDゲーミングをターゲットに、ショップスタッフにも推しのGPUをあげてもらったので紹介していこう。
まずは編集部からは、「エーペックスレジェンズ」のフルHD@144Hzゲーミングを余裕で狙え、秋葉原、ウェブ通販ともに4万円を切る価格帯にまでダウンしているAMD Radeon RX 6600またはRX 6600 XTだ。
メインストリームGPUとして十分な性能を持っており、画質にこだわらなければWQHD解像度でのゲームプレイも視野に入れられる。総額も基本PC構成+4万円の24万6300円なので、Windows 11や、144Hz駆動対応のフルHDゲーミング液晶を加えても、30万円アンダーに収められる。
続いて、パソコンショップ アークの寺崎さんに推しのGPUを聞くと、フルHD解像度でのカジュアルゲーミングをターゲットに、eスポーツ系タイトルの144Hz駆動プレイや、Radeonでは厳しいレイトレーシングを使ったゲームを楽しめるといった点で、GeForce RTX 3060をあげられた。値下がり傾向にあり、製品によっては5万円を切っているモデルもあるのがポイントだという。
最後はドスパラ秋葉原本店2階スタッフの山本さんに提案してもらったところ、GeForce RTX 3070に迫る性能で、7万円を切る製品もあるRadeon RX 6750 XTなど、複数の推しを挙げた。だが最終的にGeForce RTX 3070 Tiになった。
理由は、144Hzを超える240Hz駆動ゲーミングをはじめ、主要人気ゲームタイトルを最高画質で楽しめ、8万円台前半にまで値下がりしているからだ。
この記事の編集者は以下の記事もオススメしています
-
デジタル
ASRock、セガコラボのソニックマザーボードなどB760チップセット搭載マザーボード9モデルを発表 -
デジタル
ASRock、インテルB760チップセット搭載マザーボード9製品を発表! -
デジタル
20万円台前半で組める!"K無し"Core&ASRockマザー搭載PCの自作レシピ -
デジタル
インテルXeon W-3400/W-2400対応ワークステーション向けマザーボード「ASRock W790 WS」 -
デジタル
"DDR4&DDR5どっちがいいのか問題"をASRockマザーで検証してみた -
デジタル
「B650E Taichi」は、Ryzen 7000搭載ゲーミングPCを"最強"にするマザーだ