ギジン、「さわって眠れる睡眠アプリ」にて振動で眠りを誘う睡眠コンテンツを開始

　インターネットサービスの企画開発を行うギジン株式会社は2022年11月2日から、「さわって眠れる睡眠アプリ - 睡眠観測」において、無音で振動する睡眠コンテンツの提供を開始。音を鳴らせない環境でも寝付けない苦痛な時間の改善を図る。通常はプレミアム会員向けの限定コンテンツ。アプリは無料、月額300円で限定コンテンツへの無制限アクセスの有料プランあり（最初の1週間は無料お試し）。

「さわって眠れる睡眠アプリ - 睡眠観測」は、入眠障害の改善に特化し、「スマホをさわりながら眠る」方法を提案するアプリ。従来の睡眠アプリは睡眠導入のために「音楽や環境音・朗読などを聴く」といった方法が多く、音が鳴るのが一般的であった。一方で同じ部屋に寝ている人がいる場合は音を鳴らせない問題もあった。

「さわって眠れる睡眠アプリ - 睡眠観測」で新たに導入した睡眠コンテンツは、音が鳴らせない環境下でも使用可能な音が鳴らないもの。スマートフォンが「トン、トン、トン」とやさしく揺れ、手に振動を伝える。

　この規則的な「ゆらぎ」を感じることで、興奮していた精神をリラックスさせて眠りに誘う仕組みだという。「振動で眠りを誘う」さまざまなデバイスはあるが、スマートフォンのバイブレーション機能を活用することで、振動の入眠体験を誰でも気軽に試せるとしている。

　振動による睡眠コンテンツは、スマートフォンのバイブレーション機能をもとに、ごく短い振動と繰り返されるゆったりとした間隔をコンマ何秒単位で検証を重ね、入眠時に心地よく感じる最適な振動に調整したものだ。有料のプレミアム会員は間隔をカスタマイズすることも可能。眠ったあとに急に目覚めないよう、振動の間隔が徐々にフェードアウトする機能も実装した。このコンテンツはバイブレーション機能のあるiPhoneとAndroidのスマートフォン向けとなり、バイブレーション機能のないiPadなどのタブレットやタッチ非対応のiPhone（6以前）では利用できない。

　コンテンツの振動を感じながらゆったりとした気分でいると、たまに不規則な振動が発生する。そのときに指で画面に触れるか、画面をなでると観測値（スコア）が増える。さらにスコアを稼ぐために不規則な振動を待っている間に、いつの間にか眠りに落ちる仕組みだという。

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