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Repro、Webサイト全体の表示速度を手軽に高速化する「Repro Booster」提供開始

 Repro株式会社は2022年10月26日、特許取得済の独自技術によりタグを入れた当日からWebサイト全体の表示速度を高速化するサイトスピード改善ツール「Repro Booster」の提供を開始した。価格は見積り。

 Webサイトの表示速度改善は、サイト来訪者の顧客体験に影響を与えるマーケティング施策のひとつとなっている。Googleは2015年から表示速度を重視する言及をはじめ、2021年6月発表のユーザー体験(UX)に焦点を当てた「ページエクスペリエンスアップデート」において、検索ランキングの決定要素に表示速度が関係する指標を追加。サイトの表示速度対策の重要性が増している。このような状況を背景に、Reproは世界66か国で7300以上の導入実績を持つCE(カスタマーエンゲージメント)プラットフォーム「Repro(リプロ)」の提供に加え、サイト訪問者に快適でストレスのない顧客体験を提供する、サイトスピード改善ツール「Repro Booster」の提供開始に至った。

「Repro Booster」は独自の技術を活用。ユーザーがクリックする可能性が高いリンク先を予測し先読みさせることで、クリックした際、あらかじめ読み込んだ情報を瞬時に表示させることが可能。 サイト回遊中に取得した情報もユーザーの端末に一時保存し、クリック後の高速表示を実現する。

 利用にあたっては、時間と手間を要するHTML改修が不要。Reproの実証実験では、「Repro Booster」を適用したユーザーのCVR(コンバージョン率)が適用直後から上昇。時間経過後もCVRの改善効果は継続し、即効性、継続性が確認されたという。

 主要機能のひとつ「速度向上機能」では、ユーザーのクリック先を予測、先読みした情報を一時保存(キャッシュ)し、クリック後にページを高速表示する。「効果検証機能」は一般的な導入前後の期間比較とは異なり、同期間同条件でユーザー群を分けて検証が行なえるABテスト機能により速度向上の効果を視覚化。詳細なデータにもとづくマーケティング施策に活用できる。

「サイト構成に最適化する設定機能」では、リアルタイムに変動するコンテンツやページを指定し、不要になった古い情報を長時間残さず自動でクリアする機能など、サイトごとの特性や施策に合わせて先読みする情報を自由に指定できる。

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