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自治医科大学発ベンチャーDeepEyeVision株式会社が、NEDO「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」に採択

PR TIMES

DeepEyeVision株式会社
~糖尿病による失明前兆である網膜血液循環異常の検知プログラムの開発を推進~

自治医科大学発ベンチャーで、AIによる眼科画像診断支援サービスの展開ならびにプログラム医療機器の製造販売を行うDeepEyeVision株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役CEO:高橋 秀徳)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した、2022年度「研究開発型スタートアップ支援事業/シード期の研究開発型スタートアップに対する事業化支援」第1回公募(以下、NEDO STS)に採択されました。



■事業の背景

増殖糖尿病網膜症の前兆である「血液循環異常」の診断(注1)においては、「蛍光造影剤」を使った検査が行われますが、本検査においては、まれにショック等の重篤な副作用(注2)が生じることもあり、医療現場にとっては負担になっている現状があります。


■事業の目的

そこで、本事業においては、簡易的な検査手法として、AIを用いて眼底写真から「血液循環異常」を検知する読影支援プログラムを開発します。そして、将来的には開発したプログラムを医療現場に普及させることで、現場の負荷軽減とともに、糖尿病網膜症によって失明する患者を減らし、失明によって生じる社会的損失を低減させることを目指します。(注3)


(注1)高血糖により毛細血管が閉塞して網膜に血液循環のない領域が出現します。循環を補おうと脆弱な血管が出現し、その血管が切れることで眼底出血から失明していきます。
(注2)造影剤の安全性は確立されていますが、まれに体質に合わずにアレルギーを起こすことがあり、軽いときには発疹や嘔吐などの症状が、重いときには呼吸困難・意識障害などの症状が起こります。医療現場ではこれらの副作用に備えて、適切な処置が行えるような体制を整えておく必要があります。
(注3)本事業において開発するプログラムは、「蛍光造影剤」による検査を代替することは意図しておりません。


■NEDO STS事業の実施体制

事業者名:DeepEyeVision株式会社
共同研究先:自治医科大学
助成事業の名称:糖尿病による失明前兆である網膜血液循環異常の検知プログラム
認定VC:株式会社ディープコア



■DeepEyeVision株式会社について

自治医科大学 准教授である、高橋秀徳(医学博士)が、同大学の医療AI技術を社会に還元することを目的として設立した自治医科大学発ベンチャー企業です。AIによる画像診断技術をいかし、眼科領域に留まらず、あらゆる医療分野の高度化をミッションとして、研究開発を行っています。

代表者:代表取締役CEO 高橋 秀徳
資本金:1,400万円(資本準備金含む)(2022年3月末現在)
本社:329-0498 栃木県下野市薬師寺3311-1 自治医科大学眼科学講座内
ウェブサイト:https://deepeyevision.com/

第二種医療機器製造販売業(許可番号 09B2X10014)
医療機器製造業(登録番号 09BZ200083)


■報道機関からのお問い合わせ先
DeepEyeVision株式会社
E-mail: pr@deepeyevision.com