組みたい自作PC構成まるわかり!! 第78回

【今月の自作PCレシピ】GeForce RTX 3060 Ti搭載で17万円切りのゲーミングPC構成

価格を抑えながらこだわるところはこだわる

　マザーボードは、12＋1＋1フェーズの電源回路と大型VRMヒートシンクを備えるMSI「PRO B660-A DDR4」を選択。エントリーチップセットのインテルB660を採用するモデルだが、堅牢な電源回路と強力なヒートシンクを備え、LGA1700でコストを抑えて組むならイチオシだと紅谷さんは語る。

MSIのマザーボード「PRO B660-A DDR4」。パッケージがシンプルな「PRO」シリーズの製品だが、スペックは優秀

基板デザインも目新しく、魅せる系PCケースと組み合わせるのも悪くない

USB 3.2 Gen2 Type-Cポートや2.5G LANを装備している

　コストを抑える際の筆頭候補にあがりやすいSSDは、容量1TBをチョイス。複数のゲームをインストールしたりプレイ動画を保存したりしても空き容量にさほど不安がない。本レシピでは、今最も人気のあるPCIe4.0対応NVMe M.2 SSDのWestern Digital「WD_BLACK SN770 NVMe」を選んだ。リード5150MB/sec、ライト4900MB/secの転送速度は、価格のわりにかなり高性能といえる。

コストパフォーマンス抜群の「WD_BLACK SN770 NVMe」から容量1TBを選択した

メモリーはDDR4-3200 8GB×2枚で合計16GBだ

電源ユニットはFSP製で出力は750W。GeForce RTX 3070 Tiも安心して運用できる

ケーブルはセミプラグイン仕様になっている

【取材協力】

• ツクモ