5月20日に発売予定の「Steel Legend」シリーズ最新モデル
DDR5メモリー&第12世代Coreの自作に最適! ASRock「Z690 Steel Legend WiFi 6E/D5」を発売前に触ってみた
Dr.MOSによる堅牢な13フェーズの電源回路や2基のM.2ヒートシンク、2.5ギガビットLAN、フロントのUSB 3.2 Gen.2×2 Type-Cなど必要十分なスペックに、カッコいいデジタル迷彩パターンを採用し、定番人気になっているのが、Z690チップセットを採用するマザーボードのASRock「Z690 Steel Legend」だ。
第12世代インテルCoreプロセッサーのトピックである"DDR5メモリー"の採用は見送られていたが、このたび、DDR5メモリーを採用する「Z690 Steel Legend/D5」(価格:4万2350円)と、Wi-Fi 6E(6Eは国内認証待ち)を装備した「Z690 Steel Legend WiFi 6E/D5」(価格:4万5980円)の国内販売が決定した。発売は5月20日を予定している。
両製品は、入手性の改善とともに価格もダウンしているDDR5メモリーと組み合わせた、第12世代インテルCoreプロセッサー自作にもってこいといえるだろう。今回、発売前のZ690 Steel Legend WiFi 6E/D5をいち早く試用できたので、さっそく触っていこう。
DDR5メモリーの性能を引き出す1枚
ASRockのSteel Legendシリーズは、バランスの取れたスペックと価格で日本ユーザーから高い評価を受けているマザーボードだ。Z690 Steel Legend WiFi 6E/D5は、おなじみのシルバーカラーの大型VRMヒートシンクやリアインターフェース部、全体に施されたデジタル迷彩パターンのデザインはそのままに、DDR5メモリーの信号安定度を高める"表面実装技術(SMT)"を採用したメモリースロットなどを備えている。
M.2スロットは、CPU制御となるPCIe 4.0×4対応の「ハイパー M.2 ソケット(M2_1)」に、チップセット制御でPCIe 3.0×4/SATA 3に対応する「ウルトラ M.2 ソケット(M2_2)」、PCIe 4.0×4/SATA 3対応の「ハイパー M.2 ソケット(M2_3)」を装備している。M.2ヒートシンクは2基装備しているので、高発熱なPCIe 4.0×4 NVMe M.2 SSDで構成できる。
ネットワークはRealtek「Dragon RTL8125BG」による2.5ギガビットLANを装備している。今回触ったZ690 Steel Legend WiFi 6E/D5は、Wi-Fi 6Eもサポートしている。そのほか、USBインターフェースはUSB 3.2 Gen.2対応のType-AとType-Cポート、最大20GbpsのUSB 3.2 Gen2x2に対応したフロントパネル用ヘッダーなど、必要十分なスペックが備わっている。
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