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Monozukuri Ventures、リモート施工管理システム「Log System」を開発するlog buildに出資

PR TIMES

株式会社Monozukuri Ventures
《現場に行かない》を合言葉にテクノロジーやオンライン技術を駆使して、現場管理のリモートワーク化を目指す企業に出資。

ハードテック・スタートアップ特化型VCファンドを運営する株式会社Monozukuri Ventures(本社:京都市及び米国ニューヨーク市、CEO:牧野成将)は、log build(本社:神奈川県藤沢市、CEO: 中堀 健一)へ出資を実施しました。



log buildは、2020年に設立された建設業界向けのリモート施工管理システムを開発するスタートアップです。
労働基準法の改正により、建設業界では2024年4月から時間外労働の上限規制が施行されます。それによって長時間労働対策が急務となっています。一方で国土交通省の調査結果によると、建設業界の労働時間は全産業平均と比較して年間300時間以上長く、週休二日は建設業全体の1割以下と対策が追い付いていません。(参考:国土交通省 土地・建設産業局 建設業課「建設業界の現状とこれまでの取組」)

log buildは、


Log Walk(ログウォーク) / VR写真による360度のリモート現場可視化アプリ
Log Meet(ログミート) / リモート現場立ち合いに特化したオンライン施工管理アプリ
Log Kun(ログくん) / 24h好きな時に現場を巡視できるアバターロボット


の3つのソリューションからなるLog Systemにより、現場監督が現場に行く回数を1/10に削減し、時間外労働の削減と業務効率の向上を実現します。



Log Walk



360度カメラを用いて現場をVR化
360度カメラとスマホアプリにより、建設現場をVR空間化。
建設に関わる全ての人は、現場管理のメイン業務である進捗管理・品質管理・情報管理・安全管理をリモートで実施可能。VR空間の施主共有やSNSやWEB公開機能など、現場管理を強みとしたCS向上&マーケティングへの活用も期待できます。

Log Meet


現場管理に特化したビデオ通話・ポインター機能・書き込み機能
職人でも活用しやすいUIにより、建設現場に関わる全ての人とビデオ通話機能でオンライン打ち合わせが可能。建設現場特有のコミュニケーションロスを防ぐための機能である、画面上での共有ポインター、遠隔シャッター、各種図面やLog WalkのVR空間の画面共有も可能。


Log Kun


独自開発のアバターロボット
現場に配置したアバターロボットをスマホやiPad、PCから操作可能なアバターロボット。進捗確認や安全管理、品質チェックのための移動時間を削減できます。

Monozukuri Venturesはシード~アーリーステージのハードテック・スタートアップへの投資と、試作・量産コンサルティングを通じて、世界中の起業家が高品質の製品を、少量でも素早く生産・販売することができる世界の実現を目指しています。2021年2月には日米のハードウェア・スタートアップにフォーカスした「Monozukuri 2号ファンド」の一次募集完了を発表しました。今後も引き続き国内機関投資家や事業会社と共に、世界に進出するハードウェア・スタートアップを支援してまいります。

log buildについて


設立日:2020年
所在地:神奈川県藤沢市
CEO:中堀 健一
事業内容:リモート施工管理システムの開発・販売
URL:https://www.log-build.com/

Monozukuri Venturesについて

株式会社Monozukuri Venturesは、京都とニューヨークを拠点に、ハードテック・スタートアップへのベンチャー投資ファンドの運営と、ハードウェアの試作・製造に関する技術コンサルティングを提供する企業です。

2020年1月に、Makers Boot Campを運営する株式会社Darma Tech Labs(京都市)と、FabFoundry, Inc.(ニューヨーク市)が、2社のハードテック・スタートアップ支援の経営資源を結集して発足しました。MZVが運営するMBC試作ファンドは2017年夏に発足し、日米のハードテック・スタートアップ45社(日本22社、米国23社)に投資しています。またスタートアップ企業を中心に、150以上の試作プロジェクトを支援しています。
(数値はいずれも2021年1月初旬時点)