USER STORY 3 コミュニケーションで実現するコロナ禍からのスピード回復 四川飯店 民権企業
四川飯店 民権企業は四川飯店やスーツァンレストラン陳、麻婆豆腐の専門店の3つのブランドを展開している。10店舗以上を経営する中で、大事な数字や情報を共有するコミュニケーションツールとしてLINE WORKSを導入した。
LINE WORKSにより経営の意思や上司から伝えたいことなどがダイレクトに伝えられる環境を整備できたが、それ以外の効果も大きかった。たとえば、料理長などの役職だったり、入社年次が近いとか、地元が近いといった、店舗の垣根を越えたトークルームが多く展開されたのだ。
「僕たち副料理長でもグループを立ち上げてそれぞれが抱えている悩みや問題点を共有して、みんなで解決して自分の店に落とし込んでいます。動画や画像をLINE WORKSに残すことによって、料理の交流がすごくスムーズになりましたし、料理のレベルが向上したと思ってます」と副料理長の宮本雅章氏。
LINE WORKSを導入したタイミングってコロナ禍に見舞われ、従業員達は顔を合わせなくなった。しかし、LINE WORKSで手洗いや体調、体温からメンタルの確認まで、キャッチボールをするようにコミュニケーションしたという。同じ情報をみんなで共有することにより、担当や上下関係なく同じ目的意識を持てるようになった。
「四川飯店が一番大事にしていることはファン作りです。やっぱり喜んでいただきたい。このコロナ禍のダメージは大きいですが、コミュニケーションをゼロから見直せたのは我々にとって本当に貴重な時間でした。自分たちが持っている多くの宝物に気付けた時間でもあったので、そこから得た経験で新しい事業にもチャレンジしていきたいと思います」(陳氏)
USER STORY 4 カジュアルなコミュニケーションが働きやすい環境をつくる アンジェラックス
アンジェラックスはエステティックサロンの運営をしており、創業は1987年。従業員数は約50名で、店舗数は12店舗を展開する。
「(アンジェラックスでは)その人その人の可能性を見つけて個人の潜在能力を花開かせる会社がいい会社だという風潮になってきています。働き方改革で時間を短くしたり休みを多くしたりするのは、つらい時間を短くする話です。そうではなくて、楽しく働けた方がいいよね、という気持ちです」とアンジェラックス 最高人事責任者 CHRO 大杉一真氏。
もともと社内ではLINEでコミュニケーションしていたそう。スタンプで気軽に直感的にやりとりできるところに楽しさを感じていたが、従業員数が増えてきたことで、ビジネス向けのツールを検討することになった。
LINEはみんな使っているので、LINE WORKSならハードルも低いと考えたそう。簡単に使えるうえ、プライベートと切り分けることができ、スタンプも利用できるということで導入に至った。
LINE WORKSではよかったことも悪かったことも共有し、みんなで勉強できるようにしている。「このケアの組み合わせがよかったよ」と共有し、それを見て実際に試すことで成長に繋がるという。
また、カジュアルであることもとても大事にしているという。誕生日は大いに盛り上がる企業風土で、その時はスタンプが飛び交うそう。他店舗の従業員も親近感を持ち、実際に顔を合わせた時にも円滑にコミュニケーションできる。
「LINE WORKSが盛り上がっていたら売り上げも上がっています。士気が高い店舗はやっぱり売り上げも伸びるし、楽しいでしょう。友達とのコミュニケーションのような形を社内に取り入れることは僕の理想に近いですね。メンバーに対してずっとつながりを持ち続けていられる会社を目指したいと思っています」(大杉氏)