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さわってわかったLINE WORKS 第150回

災害への備えにLINE WORKS。ためになる3つの活用事例を紹介

2025年01月14日 10時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●MOVIEW 清水

提供: LINE WORKS

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 仕事で使えるビジネス版LINEである「LINE WORKS」の連載では、アカウント作成の基本からビジネスシーンでの活用術、便利なTipsなどを紹介していく予定。第150回は、LINE WORKSの機能を用いて非常事態に備えた活用事例を紹介する。

 日本はとにかく自然災害が多い。2024年1月1日の能登半島地震は記憶に新しく、2025年は阪神淡路大震災から30年となる。いつ自分たちの身の回りで災害が発生するかわからないため、常日頃から心構えや備えをしておく必要がある。

 自然災害や疫病の流行など、予期せぬ事態が発生した際にも、介護サービスの提供を継続できるようにするため、2024年4月から、介護事業者に対するBCP(Business Continuity Plan、事業継続計画)の策定が義務化されるなど、行政の対応も進んでいる(「2024年4月から介護事業者のBCP策定が義務化! LINE WORKSのアンケートと掲示板を活用しよう」参照)。

 今回は、災害などによる非常事態に備えLINE WORKSを導入、活用している事例を紹介しよう。

株式会社 岡﨑組

災害時の勤務体制や巡視状況をLINE WORKSでタイムリーに報告する

 建設事業や生コンクリート事業を展開する岡﨑組は、LINEを使用したコミュニケーションにコンプライアンス上のリスクを懸念してLINE WORKSを導入した。災害時には管理部が全社員に向けて注意喚起を発信し、現場での巡視報告をリアルタイムで共有している。2020年7月の台風接近時には、昼夜問わず災害対策グループでの連絡が活用され、河川や道路の安全確認が速やかに行われた。

 日常業務においても、安全行動を確実に促すために既読機能が活用されている。例えば、突風のリスクや労働災害を防ぐための危険予知活動(KY活動)では、注意事項やヒヤリハットの共有が重要だ。LINE WORKSの既読機能を通じて、指示を確実に伝達できるようになり、現場の安全意識が向上しているという。

台風接近時は管理部から全従業員に向けて注意喚起を発信

岡﨑組の活用事例はこちら

株式会社エフエム大分

LINE WORKSで既緊急時の社員の安否や中継局の確認を速やかに行う体制を構築

 FMラジオ放送局エフエム大分は、従業員間の連絡効率化や災害時の対応強化を目的として、LINE WORKSを導入した。従来の電話やメールによる連絡では、地震発生時の社員安否確認や緊急放送体制の構築に手間取るという課題があったが、LINE WORKS導入後、安否確認や出社要請をスムーズに行えるようになった。特に2022年1月に大分県で最大震度5強の地震が発生した際は、技術部門への迅速な出社要請を実施できた。

 社員間の業務連絡も劇的に改善された。チームごとのトークルームやグループフォルダ機能の活用により、情報共有が迅速化し、紙の日報の電子化など業務の効率化にも貢献。さらに、外部トーク連携機能により、スポンサー企業とのやり取りがセキュアかつ効率的になり、シャドーITの抑制にもつながったという。

地震発生時の安否確認をアンケート機能で行い、その後の連絡事項もグループで共有

エフエム大分の活用事例はこちら

愛媛県 市町振興課

各市町と県を結ぶ「災害対応ホットライン」をLINE WORKSで構築

 愛媛県は災害時の迅速な対応を目的として「LINE WORKS」を活用した「災害対応ホットライン」を導入した。2018年の西日本豪雨では、支援を必要とする市町への連絡が県の災害対策本部を介した電話対応に限られていたため、情報伝達が遅れがちだった。この課題を解決するため、県内の各市町がLINE WORKSを通じてトークや掲示板で情報を即時に共有できる仕組みを構築。結果として、被災市町と支援市町間の連携が大幅に向上し、応援要請が迅速化された。

 このホットラインは、災害発生時に被災市町が被害状況や応援要請をトークで発信し、同じグループの一次支援市が即座に対応する仕組みとなっている。記録が残ることで聞き間違いを防ぎ、非常時の的確な対応ができるようになった。

被災時に支援し合う市町が属するグループトークルームを開設。災害発生時に各グループの担当者がスピーディに情報を共有するホットラインとして機能する(画面は2021年2月当時のもの)

愛媛県 市町振興課の活用事例はこちら

 企業が実施する避難訓練や防災訓練は、多くの場合、年に1回程度に限られてしまう。それでも非常時に慌てず、迅速かつスムーズな連携を実現するには、日常的に活用できるツールを導入し、緊急時の対応力を高めておくことが重要だ。特に、LINE WORKSはLINEに似たUIなので、誰でも迷わず使える。これからビジネスチャットの導入を考えているならぜひ試してみよう。

そのほかの導入事例はこちら

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  • 角川アスキー総合研究所