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利用者から仲介手数料を取らないオンライン賃貸プラットフォーム「airdoor」、正式サービス開始

 エアドアは2月2日、これまでβ版として運営していたオンライン賃貸プラットフォーム「airdoor(エアドア)」を正式リリースした。

 既存の部屋探しサービスにおける仲介手数料は1ヵ月としているものが多く、⼀般のユーザーにとって賃貸契約時のひとつのハードルとなっていたが、airdoorではユーザーから仲介手数料を徴収するビジネスモデルではなく、掲載する管理会社から掲載料金を取ることでユーザーからの手数料を削減するシステムを採用(仲介手数料は0円または2万2000円)。

 また、オンラインでので部屋探しでは各不動産会社によってサービス品質が異なって探しづらく、もっと便利に取引したいというニーズがあることを受け、内見をオンラインで⼿配・現地集合・現地解散・ 物件申込はオンライン完結。さらに重要事項説明はIT重説を利用してビデオ通話サービスにて実施。契約締結は電⼦契約または郵送で対応するため来店不要。クレジットカードでの初期費用の決済などを導入している。

 さらに部屋探しにおいては、実際には存在しない架空物件や成約物件済み物件の消し忘れなどの「おとり物件」が多く存在するという課題に対し、airdoorでは掲載する不動産会社を物件管理を行なう「賃貸管理会社」だけに限定て、物件情報のおとり物件なし・重複なしを実現。

 airdoorには30社以上(総管理⼾数:90万部屋)の大手管理会社が参画しており、管理会社のシステムと直接データ連携することにより鮮度の高い情報を掲載できる仕組みを実現。今後もさらに物件情報の掲載数増加とリアルタイム性を追求するとしている。また、エアドアでは宅建免許を取得せずプラットフォームの企画・運営を行なう⼀⽅、宅地建物取引業者と連携して「airdoorパートナー」制度を作り、内見の対応や重要事項説明などの宅地建物取引業における業務を行なっている。

  今回、リリースを記念としてリリース後から1ヵ月の期間は全掲載物件を仲介手数料無料にて提供。さらに、DNX Ventures、basepartnersらを新規引受先としJ-KISS型新株予約権の発行を実施。およびみずほ銀行、日本政策金融公庫からの融資と合わせて総額7500万円をシードラウンドにて実施した。

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