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あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第194回

オーナーに聞くスズキ「アルトワークス」に3年半乗って良かったこと&悪かったこと

2022年01月30日 12時00分更新

文● 矢田部明子 写真●吉野健一 編集●ASCII

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アルトワークスの魅力 その4
車両カスタムの選択肢が多い

 メーカーからも販売されていますが、カスタムパーツを取り扱う店が多いのも魅力の1つです。スポイラーなどを装着し、自分好みの外装や走りを追及するというのも自動車の楽しみ方。お気に入りの1台に仕上げていくという達成感がたまらないという人は多いはずです。取材するにあたってアルトワークスをお借りしたオーナーさんも、純正KYBサスペンションとショックアブソーバーをCUSCOに替えるなど、自分好みのカスタムを施していました。

アルトワークスの魅力 その5
車内の収納&利便性

 見た目よりも居住性&積載量があるのもうれしいポイント! それでは、さっそく見ていきましょう。

運転席は158cmの私が座って、こぶし4個分くらい頭上に余裕がありました。ただ、これはオーナーさんがシートを下げるカスタムをしたので、余裕が出来たということです。というのも、シートを下げないと頭が天井にあたり運転しずらかったのだそうです。大きな男性は、窮屈に感じる人も多いと思いますということでした

後席は158cmの私が座って、こぶし2個分くらい。足元のスペース的に、体格の良い方が座ると狭いと感じるかもしれません。ちなみに、前後にスライドできません

ドリンクホルダーなど、一般的な収納が用意されています。気をつけることとしては、今どきの軽自動車の収納を想像して乗ると、物足りなさを感じるかも?

荷室のトノカバーを外すと、座って足を伸ばせる程度の広さがあります。ただ、おしりは少しはみ出ていたかも……(笑)

後席を倒すと、フラットにはなるものの、寝転ぶのは難しい感じでした。ちなみに後席を倒すと斜めになればギリギリ寝ることができました

 ラゲッジスペースの下に敷いてあるじゅうたんがめくれないように、写真のように両端をピンで止めてあります。ですが、重い荷物を載せた際などじゅうたんが引っ張られてピンが抜けてしまうのが気になりました。毎回抜けて、毎回差し込むというのは少し面倒だなと感じました。

 以上が、私が乗って感じた、良かったこと&悪かったことでした。アルトワークスに乗りたい! という方がいらっしゃれば、この記事を参考にしてくださるとうれしいです。

 ということで、今回は「アルトワークス」の長期レビューをしてみました。この記事では最低限押さえておきたいポイントを、動画では重箱の隅をつつくように詳しく解説&若干辛口コメントもしているので、よろしければご覧になってみて下さい↓

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筆者紹介:矢田部明子

 中学生の頃、クルマのメカニズムに興味を持ち工業高等専門学校に入学。専門的な知識を学んできました。もちろん、クルマに乗るのも大好きで「ランドクルーザー60→ランドクルーザー76」と乗りついでいます。最近の唯一の癒しは、週末にオフロードに出かけることです!

 クルマのメンテナンスなど工業高等専門学校で学んだ知識と経験を活かして、様々な角度からお役立ち情報をお届けしていきたいと思います。

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