メルマガはこちらから

PAGE
TOP

コロナ禍で就活がオンライン化――「雰囲気分かりづらい」が、「遠隔地の企業にエントリー」「オンライン情報が充実」等のメリットも

PR TIMES

ガリレオスコープ株式会社
~説明会に参加した社数は微減、エントリーシート提出の社数は微増~

ガリレオスコープ株式会社が運営するDX関連情報サイト「まるごとDX」は、2018年~2021年に就職活動を経験した若手社会人600人を対象に、「コロナ禍における新卒採用プロセスのオンライン化」に関する調査を実施。まるごとDXにて調査レポート( https://dxj.info/research/2107-job-hunting-of-corona/ )を公開しました。


コロナ禍でも例年どおり実施される新卒採用にかかわる企業関係者は、緊急事態宣言の発令や解除、感染者数など、日々変化する状況に振り回されてしまっていたことかと思います。 

このような環境で就活イベントや会社説明会、面接選考などを従来どおり対面式で行うことはリスクが高く、ためらわれます。緊急事態宣言下でも対応しやすいように、急ピッチで新卒採用プロセスのオンライン化を進めた企業も多いことでしょう。

そうしたこのコロナ禍における新卒採用のオンライン化は、就活生にどのような影響を与えたのでしょうか。また、就活生自身はどう感じているのでしょうか。入社を希望する企業がオンライン化に対応できているかどうかで、就活生たちの企業に対する評価は変わってくるのでしょうか。

DX関連の情報をお伝えするサイト「まるごとDX」は、新卒採用プロセスのオンライン化についての調査を実施。今回はコロナ禍で就職活動を経験した2021年の新社会人と、コロナ禍以前に就活をした社会人2~3年目の先輩たちの活動状況の違いを比較・分析してみました。



[ サマリー ]


コロナ禍の就活生が「説明会に参加した」企業の数は平均8.8社。コロナ禍以前の就活生よりも少ない傾向に
就活では「いろいろな業界や職種を知ることができた」(55.0%)。コロナの影響で活動が制限されていたからこそ業界研究はしっかりと
「企業の求める人材像が分かりづらい」直近3年で最多。志望企業に直接足を運べなかったことが要因か
人に会う機会、情報収集のための機会が制限されたと感じている就活生はおよそ3人に1人



[ 調査結果 ]


コロナ禍の就活生が「説明会に参加した」企業の数は平均8.8社。コロナ禍以前の就活生よりも少ない傾向に

2021年4月からの入社に向けて、2020年4月~2021年3月に就職活動を行っていた2020年度就活生200人、2019年4月~2020年3月に就職活動を行っていた2019年度就活生200人、2018年4月~2019年3月に就職活動を行っていた2018年度就活生200人を対象に、就職活動で選考を受けた企業・団体の数を聞きました。

説明会に参加した企業・団体数では8.8社と、2020年度就活生が最も少なくなっています。特に、前年の2019年度就活生と比べると、2.0社減少していることが分かります。

一方でエントリーシート(ES)を出した企業・団体数は8.5社、筆記テスト/面接などの選考を受けた企業・団体数では5.7社と、どちらも過去3年間で最も多くなっています。また、内定を受けた企業・団体数も2.2社と、過去3年間で比較すると最も多くなっています。

このような状況だから、リスクヘッジのために選考を受ける社数を増やしたのか、それともオンライン化によって選考が受けやすくなったのか、コロナ禍で就活生たちの意欲はむしろ増していたようです。


Q. あなたは就職活動の際、どのくらいの数の企業・団体の選考を受けましたか?(n=600)※必須回答






就活では「いろいろな業界や職種を知ることができた」(55.0%)。コロナの影響で活動が制限されていたからこそ業界研究はしっかりと


就職活動をしていて良かったことについて、過去3年間の就活生の回答を比較してみました。

その結果、どの年の就活生でも「いろいろな業界や職種を知ることができた」が最も多く、特に2020年度就活生では55.0%でした。「いろいろな人に出会うことができた」については2019年度就活生の31.0%より0.5ポイント低いものの、2020年度就活生でも30.5%の人が当てはまると回答しています。

さらに、「就活を通じて同年代の友人ができた」では2020年度就活生が最も多く、16.5%となっています。また「人見知りや引っ込み思案が改善された」が15.5%と、2019年度(7.0%)、2018年度(8.5%)の約2倍となっていました。

Q. 就職活動をしていて良かったことは何ですか?(n=600)※必須回答・複数回答可



「企業の求める人材像が分かりづらい」直近3年で最多。志望企業に直接足を運べなかったことが要因か

就職活動をしていて不満だったことについてはどうでしょうか。

「この会社が自分に合っているのか判断が難しい」という回答がどの年代でも最も多く、2020年度就活生では47.0%でした。

「企業の求める人材像が分からない、分かりづらい」については2020年度就活生が29.0%と、他の年度より多くなっています。また、「説明会や面接など人に会う機会が多すぎて疲れた」では2020年度就活生が最も少なく、19.5%でした。
Q. 就職活動をしていて不満だったことは何ですか?(n=600)※必須回答・複数回答可



人に会う機会、情報収集のための機会が制限されたと感じている就活生はおよそ3人に1人

2020年度就活生200人に、コロナ禍での就職活動状況についてどう感じたか、答えてもらいました。

最も多かったのは「採用担当者やOB・OG、他の就活生など人に会う機会が制限された」で29.5%、続いて「業界や企業について研究・情報収集するための機会が制限された」が27.5%でした。

新卒採用プロセスのオンライン化については、「オンライン上では企業や社員の雰囲気が分かりづらかった」(25.5%)、「オンライン上で自分をアピールするのは難しかった」(19.0%)といった課題もあった一方で、「遠隔地の企業をエントリー対象にすることができた」(23.0%)、「企業側の工夫で例年よりオンライン上の情報が充実していた」(23.0%)、「オンライン選考のおかげで複数の企業に応募できた」(20.0%)といったメリットもあったと感じられていたようです。
Q.コロナ禍での就職活動について当てはまるものを選択してください。(n=200)※必須回答・複数回答可

[ 調査手法 ]
調査期間:2021年7月5日~8日
調査対象:22~27歳の会社員 600人
調査方法:インターネット調査

[ 転載・引用、画像利用について ]
本調査レポートの内容については、ご自由に転載・引用いただいて構いません。転載・引用時には、必ず「まるごとDX調べ」などのクレジットを明記いただき、まるごとDXのWebサイト(https://dxj.info/)か、本記事(https://dxj.info/research/2107-job-hunting-of-corona/)へのリンクを貼っていただけると幸いです。
本調査レポートにて掲載のグラフ画像については、こちらの画像をそのままご利用ください。より高画質な画像や、グラフ掲載時に都合の良いサイズの画像をご希望の場合、問い合わせ窓口のメールアドレス( info@dxj.info )宛てにご連絡ください。


[ まるごとDX ]
まるごとDX:https://dxj.info/

まるごとDXは、「DXってなに?」に分かりやすく答える情報サイトです。地方自治体のDX関連の取り組みや、中小企業が導入しやすいDX関連サービスなどを紹介していきます。


[ オンラインイベントツール「GALIMO」 ]
まるごとDXを運営するガリレオスコープ株式会社は、オンラインイベントツール「GALIMO」を独自に開発いたしました。現実のイベントを雰囲気そのままにオンラインで実現できると評価いただき、下記のオンラインイベントなどでご利用いただいております。

島根県庁主催「GO島根!ITエンジニア転職フェア@オンライン」
島根県庁主催「しまね JOB GIRLS COLLECTION」
島根県庁主催「島根に移住したITエンジニアと話す会」
新潟県庁主催「ITキャリア新潟UIターン転職フェア」
長崎県庁主催「オンラインUIJターン企業面談会」 など

オンラインイベントツール「GALIMO」:https://top.galimo.jp/


【運営会社】
会社名 ガリレオスコープ株式会社
設立 2007年2月28日
資本金 1000万円
URL https://www.galileoscope.co.jp/
所在地
東京本社 〒106-0045 東京都港区麻布十番2-20-6 麻布十番エムエービルディング 3F
島根ラボ 〒690-0856 島根県松江市薦津町159
沖縄支社 〒900-0016 沖縄県那覇市前島2-21-13 ふそうビル 5F
広島支社 〒730-0015 広島県広島市中区橋本町9-7 ビル博丈8F