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G3-PLC Hybrid通信チップセットのFCC認証によりスマート・メータ・アプリケーションの接続を拡張

PR TIMES

STマイクロエレクトロニクス


STマイクロエレクトロニクス(NYSE:STM、以下ST)は、G3-PLC(電力線通信) Hybrid通信チップセット「ST8500/STLD1」がCENELEC-A 9kHz~95kHz欧州バンド、およびUS FCC(米国連邦通信委員会)10kHz~490kHzバンド・プランに対応したことを発表しました。これにより、データ・レートの高速化、設計の柔軟性の向上、各国の規制に従った最終製品の認証簡略化に貢献します。

G3-PLC Hybridプロファイルでは、IoT機器が電力線または無線通信を自律的かつ動的に選択することができるため、信頼性に優れた接続と最適な性能を実現することができます。ST8500/STLD1は、信頼性の高い長距離無線通信用のRFメッシュに対応したPLCモデム・システム・オン・チップ(SoC)「ST8500」、デュアル・ライン・ドライバ「STLD1」、および低消費電力のSub-GHz無線トランシーバ「S2-LP」で構成されています。

電気 / ガス / 水道用スマート・メータ、環境モニタ、照明制御に加え、スマート・シティやインフラ、スマート・ビルディング、ファクトリ・オートメーションで使用されるリモート・センサ向けに、堅牢かつ信頼性に優れた通信を実現します。

STは、G3-PLC Hybridプロファイルを活用した電力線 / 無線通信対応のIoT機器開発をサポートするため、評価キット「EVLKST8500GH868」(868MHz)および「EVLKST8500GH915」(915MHz)を含む開発エコシステムを提供しています。これらのキットには、ST8500、S2-LP、およびホスト・マイクロコントローラ(マイコン)となる「STM32G070RB*」を搭載した開発ボードが含まれており、1つのIoT機器を構築することができます。STM32 Nucleo機能拡張ボードを使用して、独自機能を追加することも可能です。

また、STのG3-PLC Hybrid通信スタックや、プロトコル・エンジンおよびリアルタイム・エンジンのモデム・ファームウェア・イメージを含むソフトウェア・フレームワーク「STSW-ST8500GH」も提供されています。さらに、アプリケーション・ファームウェアの開発・統合を迅速に行うことができるマイコンの初期化コード自動生成ツール「STM32CubeMX」をベースとしたフレームワークも提供されています。

EVLKST8500GH868およびEVAKST8500GH915は、STのウェブサイトまたは販売代理店から入手可能で、価格は約250.00ドルです。ST8500/STLD1の価格およびサンプル提供については、STのセールス・オフィスまたは販売代理店までお問い合わせください。

詳細については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.st.com/ja/interfaces-and-transceivers/power-line-transceivers.html?sc=powerline

* STM32は、STMicroelectronics International NVもしくはEUおよび / またはその他の地域における関連会社の登録商標および / または未登録商標です。STM32は米国特許商標庁に登録されています。

STマイクロエレクトロニクスについて
STは、約46,000名の従業員を擁し、包括的なサプライ・チェーンと最先端の製造設備を有する世界的な独立系総合半導体メーカーです。約10万社のお客様や数千社のパートナー企業と協力しながら、お客様のビジネス創出や持続可能な社会をサポートする半導体ソリューションの開発ならびにエコシステムの構築に取り組んでいます。STのテクノロジーは、スマート・モビリティ、電力エネルギー管理の効率化、IoT・5G通信の普及を可能にします。さらに詳しい情報はSTのウェブサイト( http://www.st.com )をご覧ください。

◆ お客様お問い合わせ先
〒108-6017 東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟
STマイクロエレクトロニクス(株)
アナログ・MEMS・センサ製品グループ
TEL : 03-5783-8250 FAX : 03-5783-8216