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【2021年自作まとめ】秋葉原PCパーツ街を振り返る

2021年12月30日 15時00分更新

文● ドリル北村

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4月
旧世代の第10世代Coreの新製品が3モデル登場

 3月に第11世代Coreプロセッサーが発売されたが、旧世代の第10世代Coreの新製品がその翌月に発売される逆転現象が発生した。下位モデルなのでさほど話題にはならなかったが、新世代発売後に旧世代の新製品が出るのはわりと珍しい事態だ。

発売されたのは、Core i3-10105とCore i3-10105F、それにPentium Gold G6605の3モデル

5月
NVIDIAがGeForceのハッシュレートを制限

 NVIDIAが、新たに製造するGeForce RTX 3080、RTX 3070およびRTX 3060 Tiを搭載したビデオカードに対し、仮想通貨Ethereumのマイニングに対するハッシュレート制限を施して出荷することを発表した。

 NVIDIAの最新世代アーキテクチャー「Ampere」を採用するGeForce RTX 30シリーズは、今年2月に登場したRTX 3060については出荷初期からEthereumに対するハッシュレート制限を実施していたが、それ以前に発売されたRTX 3080、RTX 3070、RTX 3060 Tiに対してはこの制限が実施されていなかった。

Lite Hash late版を示すアイコン

 市場では依然ビデオカードの品薄が目立っており、これには新型コロナウイルスの影響による流通量減少のほか、仮想通貨マイニングによるGPU需要の増加も要因の1つとされる。このハッシュレート制限により、ビデオカードの品薄は徐々に改善されていくことになる。

6月
GeForce RTX 3080 Tiの夜間販売で約60本が即完売

 「GeForce RTX 3080 Ti」搭載ビデオカードが3日の22時に発売された。秋葉原ではパソコン工房 秋葉原 BUY MORE店が夜間販売を実施。店頭には朝から購入希望の行列ができ、17時から始まった事前会計の時点で約60本用意された在庫はすべて完売した。

 パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店以外のショップは4日の開店時から販売を開始した。価格は、最安モデルが17万9800円(ZOTAC製)、最高モデルが25万8500円(MSI製)。

3日の22時から販売が始まった「GeForce RTX 3080 Ti」搭載ビデオカード

 翌週10日の22時にはGeForce RTX 3070 Tiが販売解禁された。パソコン工房 秋葉原 BUY MORE店で夜間販売を実施し約60本を販売した。それ以外のショップは11日の開店時から販売した。価格は、最安モデルが8万1719円(ZOTAC製)、最高モデルが12万4000円(GIGABYTE製)とかなり開きがあった。

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