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T教授の「戦略的衝動買い」 第661回

デジタル化できる再利用アナログメモ「Rocketbook Orbit」を衝動買い

2021年12月03日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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スマホカメラを利用するアナログメモをデジタル化するアプリは多いが、世界的にはRocketbookが最右翼だ。中でも今回ご紹介するOrbitはRocketbookを使うものの中ではおすすめだ

 手書きの文字や図版をスマホ内蔵カメラを利用して瞬時にデジタル化して保管してくれるアプリは、日本でもかなり古くから存在した。しかし国内の多くのアプリは近未来を読む柔軟性や継承性に乏しく、海外製アプリの登場時の姿を後追いする製品が多く、今ではそのほとんどが見かけなくなってしまった。

新しモノ好きなので時にはBoogie Boardなども使う、が基盤は超アナログ人間だ

 筆者は素人なりに米国でBoogie Boardが登場した頃からアナログとデジタルの関係性とその保管、活用に興味があり、多くの海外製品を輸入しては遊んでいた。そんな中で一段と強く興味をひかれた製品が、米・Rocketbook社による社名を冠したアプリ「Rocketbook」(Android & iOS)を使用する多種多様で極めてクールなメモ系製品群だ。

 先述したようにいずれも「縁の下の力持ち」として存在する共通アプリである「Rocketbook」を使用する。手書き筆記メディアは、「ノート」「プランナー」「アクセサリー & バンドル」がラインアップされ、種類や用途を軸にして各サイズが展開されている。今回は、「Orbit」(以下、オービット)をご紹介する。

 さて、筆者もまだまだ「普通の紙+筆記具」という記録手法が日常のメインだ。イメージをそのまま書いては消せるLCD系パネルに置き換え再利用を実現したのが、米・Kent DisplaysのBoogie Boardだ。初代機が発売されてからすでに12年が経過している。日本にも輸入され、最近では雑誌の付録やダイソーでも売られているなんちゃって互換機も多い。

紙を大量消費するクリップボードの一部の置き換え機器として登場してきたBoogie Board

 少し前から日本でもご本家から筆記後のBoogie Boardをスマホで撮影し、スマホのストレージに保管して、ユーザーが2次活用できる手段が登場した。なぜか日本では文具系の輸入代理店の影響か、長年クラウドサービスとの連携が弱かった。拡張機能はユーザーの判断に任せていたともいえるが、Rocketbookとの機能差は大き過ぎた。

 Rocketbook社によるRocketbookアプリを採用した製品のラインアップは、極めて多い。ノートブックの形状に留まらず、ホワイトボードの四隅に三角形のシールを貼って筆記を取り込む「Rocketbook Beacons」や単票でクリップボードなどに挟んで筆記したモノをクラウド保管する「Think Board X」、ごく小さな縦開きリングノートの「Everlast Mini」などその種類は、すでに10を超えている。

アナログ筆記のデジタル化・クラウド共有のRocketbookアプリを使用する筆記系製品は相当な種類が登場してきている

 すべての製品の共通点は、前述したように共通アプリとしてRocketbookを使うことだ。加えて、ほぼすべてがパイロットの消せるフリクションボールで筆記する。ただし消去方法はフリクションボール付属の消しゴムや電子レンジでチンするモノなどもあるが、最近の傾向は付属の専用布を水で湿らせて、一気に拭き取る方式が多い気がする。

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