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T教授の「戦略的衝動買い」 第661回

デジタル化できる再利用アナログメモ「Rocketbook Orbit」を衝動買い

2021年12月03日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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 オービットのブランクページは、表裏で合計40ページある。今後、メモの再利用や追加や削除もありそうなので、頻繁に過去の筆記を消すこともないが、今回は、試しにマニュアル通りに専用布を少しの水で濡らせて拭いてみた。なんと指先で擦ってもまったく消えなかった筆記跡は、信じられないほどスムースに消去できた。これは早くて便利だ。

付属のファイバークロスを湿らせて筆記面を軽くこするだけですぐに消える

 この超快適な「オービット・エクゼクティブ」はぜひ皆さんにも活用していただきたいが、国内のAmazon.co.jpで購入しようとすると、執筆時時点ではなんと1万3000円以上の価格が付けられている。筆者はAmazon.comで購入したが、日本までの送料を入れても、半額以下の約5800円で買うことができた。購入するなら執筆時時点の筆者のお薦めは、Amazon.comだ。

Amazon.comで買うのが、執筆時では割安だった

 冒頭にもお話したが、筆者はまだまだアナログメモ大好き人間だ。アイデアを自由に描くときは、いまだにAmazonから送られてくる、段ボール箱に入っているクッション代わりのしわだらけの安い紙を、丁寧に延ばしてメモ用紙に仕上げたものを愛用している。

 ボール径が1.6mmというお気に入りのBic超極太ボールペンの滑らかなインクで、自由に描く気持ちよさは格別だ。まったくデジタルを意識することなく、個人のアナログの最適環境をまったく気付かずにデジタライズできる道具が登場してくるのはいつだろうか。

アナログ人間の筆者は今もハンドメイドのAmazonクッション紙メモとBic超極太ボールペンを愛用している。筆者にとってのハードルはフリクションボールの書き味だ

 
T教授

今回の衝動買い

・アイテム:Rocketbook「Orbit
・購入:Amazon.com
・価格:およそ5824円(50.62ドル)

T教授

 日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。

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