ストップウオッチとしての操作性はバツグンな「ツノ」デザイン
ツノクロノの特長はいろいろあるが、まずはそのニックネームの語源となった「ツノ」(角)と呼ばれるストップウオッチ用の2つプッシュボタンの存在だ。一般的に腕時計で言う「ストップウオッチ」とは機能の名前であることが多く、その機能を備えた腕時計をクロノグラフ腕時計というのが一般的だ。
今もよく見るクロノグラフ腕時計でストップウオッチ機能を使用して測定する時、スタート、ストップ、リセットをプッシュする2つのボタンは文字盤の3時位置の上下、2時と4時の位置にあるのが一般的だ。ツノクロノはその位置を90度左回転させた。その結果、リュウズが12時の位置、2つのプッシュボタンは11時と1時の位置となり、正面から見たイメージはまさにツノのような雰囲気になった。
大きな位置変更によって、ブレスレット位置とかぶったためリュウズは扱いにくくなったが、電池駆動で精度の高いクォーツ技術採用のため、時刻合わせの出番もほとんどない。一方、ストップウオッチとしては腕に装着している時も普通のストップウオッチの様に手に持っていても、その操作性は確実に向上した。
ツノクロノは、その復刻のベースとなった48年前のクロノグラフ チャレンジタイマーとは様々な点で異なる。例えば、自動巻きからクォーツに、デイデイト(日&曜日)表示からデイト(日)表示に、タキメーター表示をなくした。文字盤に並ぶ3時、6時、9時位置の3つのインダイヤルも、スモールセコンド(秒文字盤)、12時間積算計、60分積算計と大きく変化した。

この連載の記事
-
第814回
トピックス
急チャー対応、売れているらしい最大165Wのケーブル内蔵パワーバンクを衝動買い -
第813回
トピックス
真冬に鳴くコオロギもいる時代にコオロギ風ノイズ発生器を衝動買い -
第812回
トピックス
息するように地味に光る日本人向きシリコンUSBケーブルを衝動買い -
第811回
トピックス
充電用USB端子経由のハッキング抑止デバイス「USB DATA BLOCKER」を衝動買いして、さらに考察する -
第810回
トピックス
話題になっている充電用USB端子経由のハッキング抑止デバイス「USB DATA BLOCKER」を衝動買い -
第809回
トピックス
お気に入りの筆記具を収納できる「多連装ロケット砲型ペンスタンド」を衝動買い -
第808回
トピックス
コンパクトでディープな低音のベースアンプ「NANOBASS X4C」を衝動買い -
第807回
トピックス
巻き取り式USBケーブル内蔵のUSB PD 65W充電器を衝動買い -
第806回
トピックス
これはデカい!64TBはありそう? なんちゃってmicroSD風カードリーダーを衝動買い -
第805回
トピックス
キーボードのステップスカルプチャーの美に盾突く、超かわいい子熊キーキャップを衝動買い -
第804回
トピックス
超久しぶりのライブ用に目立ち度抜群な”光るピック”を衝動買い - この連載の一覧へ