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印ドローン太陽光パネル点検「AirProbe」日本へ、FLIGHTSとアライアンス締結

PR TIMES

株式会社FLIGHTS
90%超の工数削減も。世界展開する低価格なソフトで「スマート保安」を実現。

ドローンによる現場のデジタル化事業を展開する株式会社FLIGHTS(東京都渋谷区、代表取締役:峠下周平)は、太陽光パネルのドローン点検大手AirProbe(インドカルナータカ州ベンガルール、CEO:Aditya Bhat)と国内独占アライアンスを締結しました。 両者はPoCにて従来の方法の90%以上の工数削減、類似サービスと比較し最大1/3のコスト削減効果を確認。経済産業省のすすめる「電気保安のスマート化」に貢献すべく、ソフトウェアのさらなる開発と日本へのローカライズを進め、太陽光パネル点検の国内利用者数No.1のドローン解析サービスを目指します。



インドトップのソーラーデータ分析企業のひとつである「AirProbe社」は、太陽光発電施設の施工やメンテナンスに関するシステムを提供。2017年の創業以来、世界各国で合計20GW、約40万施設以上と世界トップクラスの太陽光パネル点検の実績があります。

AirProbe社の開発するソフトウェア「AirProbe」は、そんな豊富な実績と世界展開のスケールメリットにより圧倒的な低価格を実現。従来の方法では1ヶ月強を要する点検作業を約1日で完了させ、既存のドローンサービスと比べても最大1/3のコスト削減を実現します。

AirProbeは「AIでの画像解析」「データ管理」の機能を持ちます。これにより、ホットスポットなどの異常箇所を自動検出。異常原因、深刻度、想定される売電損失額の高精度な判定を短時間で実施します。解析結果を含むデータはクラウド上で管理でき、時系列での比較や情報共有も容易になります。

FLIGHTSとAirProbe社は、半年間のPoC期間中に国内O&M企業を対象に10社300MWの点検を実施。コスト削減とそれによる1.5~5%の収益改善を確認し、日本国内へのサービス展開に向けてこのたび独占アライアンスを締結いたしました。

◼︎従来の点検方法の課題と「ドローン × AirProbe」による太陽光パネル点検の特徴


太陽光パネルの点検は、検査員が測定器でモジュールを1枚ずつ行う方法が一般的です。時間がかかるほか、異常判断の基準が定量的でない、見落としなどの人的ミスによる点検漏れの可能性を0にすることが非常に難しい、などの課題があります。

ドローンとAirProbeによる点検はこのような従来の点検方法の課題だけではなく、次に挙げる電気保安における課題解決にも貢献する、以下の特徴があります。


自動飛行・撮影で点検漏れを防ぐ
データ取得作業の効率化、安全性の向上
AIでの画像解析による省力化、精度の向上
コスト削減
データ解析、管理、共有における利便性の向上



【アライアンス締結の背景 ~いま「AirProbe」を日本で展開する理由~】

昨今の電気保安をとりまく課題には「再生可能エネルギー発電設備と事故の増加」「設備の高経年化」「保安人材の不足」「自然災害の激甚化」が挙げられます。このような環境下でも、重要なインフラである電力の安定した供給には保安業務の継続が不可欠です。

このような状況を受け2021年4月30日、経済産業省は「電気保安分野 スマート保安アクションプラン」を発表。これはIoTやAI、ドローンなどの新技術を導入することで「保安力の維持向上」「生産性向上」を両立する「電気保安のスマート化」を目指すものです。2025年頃の実現を目指し、法規制の見直しやガイドラインの策定のほか、技術開発の支援などを進めています。

このほかにも2017年改正のFIT法により、太陽光発電事業者には事業計画の提出と保守点検の義務が課せられ、定期点検の重要性は増しています。

両者はPoC期間を経て、目の前の課題解決と数年後の「電気保安分野に新技術が活用される未来」の実現に、ドローンとソフトウェア「AirProbe」が十分に貢献できると判断し、この度のアライアンス締結に至りました。


画像出典:電気保安分野 スマート保安アクションプラン/経済産業省
https://www.meti.go.jp/shingikai/safety_security/smart_hoan/denryoku_anzen/20210430_action_plan.html

【今後の展望】


FLIGHTSは今年度末までに2,000MW、来年度末までに5,000MW分のパネル点検を実施すること。そして来年度末までに、国内利用者数No.1のドローン解析サービスとなることを目指します。 AirProbe社は、点検後の運営保守の一連業務にも利用できるようソフトウェアのさらなる機能開発、日本市場へのローカライズを進めます。

これにより両社は、今後ますますの増加が見込まれる太陽光発電パネルの保守における課題解決に貢献してまいります。

【代表コメント】
◼︎FLIGHTS代表取締役 峠下周平
「日本は海外と比較し、ドローンによる太陽光パネル点検の普及が遅れています。発電所も小規模な傾向があるため、システム開発にスケールメリットが働きづらい環境です。その結果として点検コストが割高になり、普及が遅れるという悪循環が発生していると考えられます。
AirProbe社は創業4年ながら、世界で20GW以上もの日本国内では到底実現できない豊富な点検実績を積み上げ、その実績を活かした高性能ながら低価格なソフトウェアの開発を実現しています。これを国内に展開することで、『圧倒的な低コスト』かつ『信頼できるドローンサービス』を提供し、O&M業界におけるスマート保安の普及に貢献してまいります。」

◼︎AirProbe CEO Aditya Bhat
「ドローンによる大規模な太陽光発電所の点検では、赤外線カメラとRGBカメラの両方から一貫した高品質なデータの取得が必要です。これによりクライアントに最高品質のデータを提供できます。
FLIGHTSは、日本全国で土木・インフラ点検の分野でドローンの運用・訓練を行い、日本全国で安全かつ低コストなドローン運用を行うことができる豊富な経験と高度なドローン運用ノウハウを蓄積してきました。これに加え、AirProbeがもつ数多くの海外企業との成功した提携実績により、日本にローカライズされた『ソーラー業界に真に貢献できるサービス』を、共に提供していきたいと考えています。」

【会社概要】
◼︎株式会社FLIGHTS概要
「ドローン・ロボティクス前提社会の創出に最も貢献する会社へ」をビジョンに掲げ、インフラ点検、測量、農業の産業におけるドローン運用、導入、ソフトウェア開発を行う。会社設立時より蓄積したドローン運用ノウハウと実績を活用し、様々な産業に知見のあるパートナー企業と協業し、事業を展開する。
会社名:株式会社FLIGHTS(FLIGHTS Inc.)
代表者:代表取締役 峠下周平
事業内容:ドローンの販売、運用、ソフトウェア開発等
設立:2016年3月4日
本社所在地:東京都渋谷区道玄坂1-19-12道玄坂今井ビル6階
URL:https://flightsinc.jp/

◼︎AirProbe概要
ドローンによる太陽光パネル点検の分野におけるパイオニア。世界中で22GW以上のソーラー発電所を点検し、運用資産のパフォーマンスを平均1%改善した実績を持つ。ソーラー資産の採用と信頼性、運用効率を高めるための先進的な「ソフトウェア」と「ターンキーソリューション」を扱い、地形調査、建設の進捗と品質のモニタリング、空中サーモグラフィ、高解像度の目視検査、ソーラー資産のデジタルツイン化を可能にする現場用のデジタルプラットフォームなどを提供している。
会社名:AirProbe
代表者:CEO Aditya Bhat
事業内容:ソフトウェア開発
設立:2017年
本社所在地:1064, 18th main, 2nd stage, BTM Layout, Bengaluru, Karnataka 560076,India
URL:https://airprobe.tech/