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Cloudflare、エッジ向けに設計された高速で信頼性の高いS3互換オブジェクトストレージ「Cloudflare R2 Storage」を発表

PR TIMES

Cloudflare
開発者はデータ格納のコストを心配することなくイノベーションに集中できるように

セキュリティ、パフォーマンス、信頼性を備えたより高度なインターネットの構築を支援するCloudflare(クラウドフレア)は、本日、「Cloudflare R2 Storage」を発表しました。このサービスは、開発者に必要なすべてのデータを保管するためのより良い手段となるソリューションで、S3互換サービスから自動でデータを移行する機能が備わっているため、他社サービスからの切り替えも簡単に行うことができます。エッジ用に設計された「Cloudflare R2 Storage」は大容量のデータを格納可能であり、Cloudflareで実行できることが広がります。また、クラウドプロバイダーのストレージで生じるエグレス帯域幅料金はゼロに設定します。




開発者がウェブサイトやアプリケーションを開発する際には、写真や動画を保管し、すばやく簡単にアクセスできる場所が必要になります。クラウドストレージがはじめて登場した時、高速で柔軟かつ拡張性のある格納場所を開発者に提供するという点において、これは大きな前進でした。しかし、帯域幅の料金設定は次第に過剰に高額になり、一部の開発者にとって高額なクラウドストレージは悩みの種になり、結果としてベンダーロックインが起こりました。Cloudflareの使命は、より良いインターネットの構築に貢献することです。Cloudflareはより速く、より安全に、そして誰もが手軽に利用できるインターネットの構築に全力を注いでいます。

Cloudflareの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)であるマシュー・プリンス(Matthew Prince)は、「AWSによるS3サービス開始以降、開発者にとってクラウドストレージは魅力的な選択肢となりましたが、同時に、法外なエグレス料金は彼らを縛り付けることになりました。Cloudflareは、開発者にはストレージの料金を心配せず、開発に専念してほしいと願っています。R2 Storageの金額を最低限に抑え、エグレス料金なしでデータを格納することができる最も信頼性の高いサービスにすることが、私たちの目標です。私は、プラットフォーム上に開発者が構築しているものを見るたびにいつも驚かされます。Cloudflareは、開発者が利用できるツールの展開を拡大することで、今後もイノベーションが続いていくことを楽しみにしています」と述べています。

Cloudflareが法外なエグレス料金問題に取り組みはじめたのは2018年で、まずはBandwidth Alliance(帯域幅アライアンス)を創設しました。
https://www.cloudflare.com/bandwidth-alliance/
このアライアンスは、顧客のデータ転送料金の割引や免除を約束する先進的なクラウドおよびネットワーク企業のグループです。「Cloudflare R2 Storage」はこの取り組みをさらに推進するものです。S3互換サービスからの自動データ移行機能を追加し、開発者にハイパフォーマンスのオブジェクトストアをエグレス料金なしで提供します。

「Cloudflare R2 Storage」を活用することで、開発者は以下の内容を実行できます。


クラウドプロバイダーのエグレスとストレージの料金を大幅に削減

規模の大小に関わらず、Cloudflare R2 Storageを長期的なオブジェクトストレージとして最も手頃な料金で利用できるサービスにすることが、Cloudflareの目標です。そのためにエグレス料金を撤廃し、S3よりも10%以上安価にオブジェクトストレージを提供し、アクセス頻度が低いユーザーは、完全に無料で利用できるように計画を進めています。


Cloudflareのエッジネットワークでオブジェクトストレージのパフォーマンスを活用

Cloudflare WorkersとDurable Objectを活用することで、Cloudflare R2 Storageは、最も要求が厳しいアプリケーションに対しても低遅延・ハイスループットのストレージを提供します。


他のプロバイダーからCloudflareへデータを自動移行

Cloudflare R2 Storageには他のS3互換クラウドストレージサービスからの自動移行機能が搭載されています。これは、リクエストに応じてプロバイダーからデータを移行する機能で、ターゲットバケットの設定と同様、帯域幅のエグレス料金の削減も容易に可能です。


世界中どこでも必要な場所にアプリケーションデータを保存

Cloudflare R2 Storageは、複数の地域間でデータを複製し、法的な制限にも対応します。これによって、企業はローカル/グルーバルなニーズに応じてデータの保存場所をコントロールできます。


自社アプリケーション内でCloudflare Workersのパワーとスケールを存分に活用

Cloudflare R2 StorageはCloudflare Workersのランタイムと完全統合されており、データパイプラインの構築やオブジェクトの操作が極めて容易です。

Cloudflare R2 StorageとCloudflare Workersの詳細については、以下のリソースをご確認ください。

ブログ: Cloudflare R2 Storage
https://blog.cloudflare.com/introducing-r2-object-storage/

Cloudflare Workers
https://workers.cloudflare.com/

Cloudflare Birthday Week 2021
https://www.cloudflare.com/birthday-week/



Cloudflare(クラウドフレア)について
Cloudflare, Inc.( https://www.cloudflare.com/ja-jp/ / @cloudflare)の使命は、より良いインターネットの構築をサポートすることです。Cloudflareのプラットフォームは、ハードウェアやソフトウェアの追加、コードの変更を行うことなく、あらゆるインターネットアプリケーションを保護、高速化します。Cloudflareにより、インターネットプロパティの全てのトラフィックがインテリジェントなグローバルネットワークを経由してルーティングされ、リクエストを受け取るたびにスマートになります。その結果、パフォーマンスが大幅に向上し、スパムその他の攻撃が減少します。Cloudflareは「アントレプレナー」誌のTop Company Cultures 2018、「Fast Company」誌の2019年版World’s Most Innovative Companiesに選出されました。カリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テキサス州オースティン、イリノイ州シャンペーン、ワシントン州シアトル、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンノゼ、ワシントンDC、リスボン、ロンドン、ミュンヘン、北京、シンガポール、シドニー、東京に拠点を構えています。

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