スタンダードタイプとスタッキングタイプの違い
左が従来型「スタンダードタイプ」。右が新型「スタッキングタイプ」。違いは蓋だけです。
新型は天面がフラットになりました。これは蓋を裏返し、板を載せてテーブルとして使っていたユーザーの利用実態を反映したものでしょう、そのままでも十分テーブルとして使えます。
そして外周を土手のようなガイドが囲っており、6ヵ所に切り欠きが設けられました。前者はトランクカーゴをスタッキングする際のズレを抑止するため、後者はスタッキング時にベルトをかけて固定するためです。特にスタッキングはしなくても、ルーフキャリアへの固定は便利になったものと思われます。
そして名称からして紛らわしいですが、スタンダードタイプでもスタッキングは可能です。同じサイズ同士だけでなく、小さいサイズも載ります。
底の足が蓋に設けられたガイドにハマるため、ピッタリ位置決めもできます。ただしスタッキングできるのは1個だけ。寸法的に70Lのハーフサイズとなる30Lも2個は無理。新発売の22Lも50Lのハーフサイズですが、これも無理。
どう無理なのか試してみたのが以下の画像です。
TC-50の上にTC-20Sを2つ載せた状態です。スタンダードタイプの蓋に掘られたガイドの幅が狭いわけです。そこでスタッキングタイプの蓋には幅を拡大したガイドがつき、また外周を固めることでズリ落ちも阻止しているわけです。
新登場のロータイプTC-50S LOWの蓋も、このスタッキングタイプ。そしてロータイプには新たに間仕切り用の溝が3つ設けられ、小分けに便利なように出来ています。間仕切り板は別売で1枚780円。リスさんも商売が上手になりました。
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