あのクルマに乗りたい! 話題のクルマ試乗レポ 第138回
ゆみちぃのMINIミニ大作戦
BMW「MINI」の魅力を知るためにジョン・クーパー・ワークスとオープンモデルを乗り比べた
2021年08月14日 12時00分更新
オープンカー初体験に大はしゃぎ!
このままでは申し訳ないので、MINIのオープンモデルをご用意しました。我が国でオープンカーを販売するメーカーは少なく、さらに後席もあるタイプは輸入車の数ブランドのみです。部長が試乗するモデルはMINI コンバーチブルのクーパーS仕様。エンジンは先ほどのジョン・ク―パー・ワークスと同じ排気量2リットルの直4ターボですが、最高出力は192ps/最大トルク28.6kgm(オーバーブースト時:30.6kgm)と抑えられています。抑えられているといっても他社Bセグのホットハッチと同程度なのですが……。
オープンカーに乗るのは初めてという部長。早速屋根を開けたり閉じたりしてみます。電動なのでボタンひとつでルーフが開閉する姿に「これは便利! なにこれ面白い!」とガジェット好きの心をくすぐった様です。
ルーフを収納する都合、ラゲッジスペースは少なくなってしまうのは仕方ないところ。それでも小さなトランク2つはラクに入ると思います。
ブラウン系レザーが好みな部長は、このMINIの室内にゾッコンLOVE。「これもインテリアは円形が多いんですね。カワイイです」と、こちらもかなりツボをついた様子で、居心地のよさと相まって相当きにいられていたご様子。ただ、後席は狭いようで、部長は大丈夫でしたが、大柄の部員達には厳しいというのが正直なところでした。
さっそくオープンドライブを体験。「ルーフがないだけで、こんなに気持ちがいいんですね!」と部長は本来の笑顔を取り戻します。ゆったりのんびりお台場の街を走る部長。「ステアリングは、先ほどのジョン・ク―パー・ワークスほどではないですが、重ためなんですね。それに足も今まで乗った国産車と比べると硬め。でもしっかり感というのかな、浮ついた感じがしないんですね」と、MINIの走りを分析している様子。部員も「ジョン・ク―パー・ワークスほどの手ごたえは感じられないけれど、普段乗るならこっちかもね」と、オープンエアを堪能していました。
「MINIって外観も内装もカワイイから、ハンドルが軽くて運転がラクなのかな、と思っていたんですけれど、全然違いますね。今まで乗ったどのクルマよりハンドルが重たいし、乗っていて重厚さを感じました」と、初めてのMINI体験を振り返る部長。「見た目と乗り味の印象が正反対と言ってよいほど違うんですね。でも、このシッカリした感じ、私好きですよ。クルマって乗ってみないとワカラナイものだなぁと思いました」と、完全にMINIに惚れた様子。気になっていたクルマが気に入ったようで何よりです。
「もっと色々なMINIに乗ってみたい! MINIミニ大作戦です!」と、部長は勝手に連載化が決定。「純情のアフィリア電脳部」のスピンオフ企画として始まった寺坂ユミさんのクルマ体験企画のスピンオフ企画、ご期待ください。

この連載の記事
-
第589回
自動車
アイドルがレクサスLMの“アメイジング”後席体験! 家超えの超豪華空間に大興奮 -
第588回
自動車
都市型SUVの新定番! マツダ「CX-30」がもたらす新感覚ドライブ -
第587回
自動車
死角ナシの万能SUV! マイチェン版トヨタ「カローラ クロス」に乗ってわかった“しっとり快適”の正体 -
第586回
自動車
今しか選べない“熱き”ガソリンSUV!マセラティ「グレカーレ」の真髄を体感する -
第585回
自動車
カッコいいワゴンは健在! アウディの新型「A5 Avant」は流麗なデザインと広々ラゲッジでアウディらしさを継承する -
第584回
自動車
「VEZEL e:HEV RS」は後出しズルい! と言いたくなるほどイイクルマだった -
第583回
自動車
採点方式が激変の2025年「日本カー・オブ・ザ・イヤー」最終決戦! 10ベストカー試乗会レポ -
第582回
自動車
BMW「X2 M35i」はカジュアルさとBMWらしさが高次元にバランスした日本にピッタリなSUV -
第581回
自動車
フォルクスワーゲン「ゴルフ GTI」はオトナになったボーイズたちに勧めたいぜいたくな1台 -
第580回
自動車
プジョーの新SUV「3008」はデザインでの購入者が大半! リゾートホテルのような内装とクーペフォルムが牽引する -
第579回
自動車
新型「プレリュード」は今のHondaを凝縮したハイブリッドスポーツの前奏曲だ! - この連載の一覧へ




























