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Fastly、アプリケーションおよび API の保護をネットワーク・エッジ上にも拡張

PR TIMES

Fastly株式会社
エッジでセキュリティポリシーを設定することにより、不審なトラフィックを迅速に検知しブロックが可能に

グローバルでエッジクラウドプラットフォームを提供する Fastly, Inc. (NYSE: FSLY、https://www.fastly.com/ ) は、Fastly のエッジクラウドプラットフォーム上で Signal Sciences エージェントのベータ版の提供開始を発表しました。クラウド、オンプレミス、ハイブリッド、そして今回のネットワーク・エッジへの対応は、あらゆる環境での開発者によるアプリや API 保護の実現を目指す Fastly のビジョンに基づいており、重要なマイルストーンです。今回の統合により、強力なセキュリティシグナル技術によって、不審なリクエストを追跡し、攻撃をより早くブロックするためのルール作成をリアルタイムで行い、適用することが可能になります。


IDC のサイバーセキュリティ部門のリサーチマネージャーである Christopher Rodriguez 氏は次のように述べています。「Signal Sciences の精密な技術と Fastly のネットワークの規模が組み合わさることで、企業は複数の防御層による保護とセキュリティ体制を強化することができます。DDoS 攻撃と Web アプリケーション攻撃は増加傾向にあり、エッジでの保護がこれまで以上に重要になっています。リアルタイムのアラートによって、セキュリティチームは疑わしいトラフィックを正確に検知し、潜在的な攻撃から保護するためのルールを迅速に作成することができます。」

今回の発表により、以下のことが可能になります。

よりスマートな検知機能: Fastly の次世代 WAF は、攻撃指標を評価してトラフィックタイプをより明確にすることで、優れた検知機能を提供します。悪質なリクエストが検出された場合、その情報にフラグが立てられ、 Fastly のエッジに送信されてブロックを開始します。よりスマートかつ情報に基づいたセキュリティ体験を提供します。
迅速かつターゲティングされたブロッキング:今回の統合により、Signal Sciences の管理コンソール上で、Signal Sciences のテクノロジーが提供する攻撃指標に基づくアラートの除外ルールがサポートされ、良性のトラフィックが不用意にブロックされないようにします。
誤検知の削減:米調査会社 Enterprise Strategy Group(ESG)の調査によると、回答者の75%が、組織が実際の攻撃と同等以上の時間を誤検知に費やしていると回答しています ( https://www.fastly.com/jp/web-application-and-api-security-tipping-point ) 。本機能はこの問題に対処したもので、正当な Web トラフィックやワークフローの妨げを軽減します。
多層防御戦略の実現: Fastly の次世代 WAF は大規模ネットワークと統合されており、大規模な DDoS 攻撃を吸収し、トラフィックの減速や完全停止を防ぐよう設計されています。さらに Fastly は、エッジでのレート制限と IP ブロッキングのアプリケーション層をお客様に提供し、これらの各レイヤーを組み合わせることで高度な防御戦略を実現し、悪意のある攻撃から組織を保護します。



Fastly のプロダクト &マーケティング担当シニアバイスプレジデントである Dana Wolf は次のように述べています。「攻撃者はますますスマートになっており、企業のリーダーは自社のネットワーク、アプリケーション、API をどのように保護するかを再考する必要があります。セキュリティに対する攻撃はどこでも発生する可能性があり、クラウド、データセンター、またはエッジなどあらゆる場所において、当社はお客様が必要とする保護を実行できるように支援したいと考えています。 Fastly の大規模なグローバルネットワークと Signal Sciences の高度なセキュリティシグナル検出技術を組み合わせることで、企業は環境を問わず、ビジネスのあらゆる側面を保護する多層および深層防御戦略を実現することができます。」

Fastly の次世代 WAF エッジベースのエージェントは、2021年中の公開を予定しています。ベータプログラムの詳細については、こちら ( https://www.fastly.com/jp/products/cloud-security/web-application-api-protection ) をご覧ください。





Fastly について
Fastly は、誰もが好きなこととより深くつながっていられるようサポートしています。Fastly のエッジクラウドプラットフォームにより、お客様はエンドユーザーに限りなく近い、インターネットのエッジでアプリケーションを処理、提供、保護し、優れたデジタルエクスペリエンスを迅速、安全、かつ確実に提供することができます。エッジクラウドプラットフォームは、最新のインターネット技術を活用し、高い可視性と低遅延により、プログラマブルでスピード感のあるソフトウェア開発に対応するよう設計されており、パフォーマンスとセキュリティ両方の観点から開発者のイノベーションを支援します。Fastly のお客様には、国内では日本経済新聞社、メルカリ、クックパッド、サイバーエージェント、海外では Pinterest、The New York Times、GitHub など、世界的に著名な企業が多数含まれます。詳細は Fastly.jp ( https://www.fastly.com/jp ) をご覧ください。また、Twitter@FastlyJapan ( https://twitter.com/FastlyJapan ) および Facebook ( https://www.facebook.com/FastlyEdgeCloudJapan/ ) でも最新の情報を提供しています。