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国内交通事業者のデータを集約して分析できるMaaSデータ基盤「TraISARE」のβ版をリリース

 MaaS Tech Japanは4月22日、MaaSデータ基盤「TraISARE」のβ版をリリースした。ユースケースのひとつとして交通データ×人流データによる混雑情報ダッシュボード「PeopleFlow」を公開した。

 TraISAREは交通事業者が保有するデータすべての統合を可能にするMaaSデータ基盤。公共交通やモビリティーサービスのデータをシームレスに統合・接続し、案内や分析で活用することを可能とする。運行情報や需要データなどのリアルタイムデータを受け取って可視化・分析し、ユーザーや事業者のアクション策定に役立てることができるほか、蓄積データの統計処理や機械学習分析、シミュレーションに基づいて計画やオペレーションの改善・最適化に活用できる。

 β版では、国内1万以上ある交通事業者の持つさまざまなデータを取り扱うことができ、利用者のMaaSアプリ(交通アプリや案内アプリ)、交通事業者向け分析サービスとAPI連携可能。

 PeopleFlowでは、鉄道駅・路線データ(公共交通オープンデータ協議会)と混雑統計データ(ゼンリン、ゼンリンデータコム)のデータを用い、首都圏における期間中(2020年1月1日~2020年12月31日)の人の流れを可視化。交通データと人流データを組み合わせた分析・混雑予想が可能としている。

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