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最新パーツ性能チェック 第338回

Ryzen 5000シリーズが最強王座から陥落!?

Core i9-11900K、Core i7-11700K、Core i5-11600K検証!クリエイティブ系アプリ&ゲーム編

2021年04月26日 11時00分更新

文● 加藤勝明(KTU) 編集●ジサトライッペイ/ASCII

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まとめ:「Ryzenでなくても良いかな」と思える分野はあるものの、決定感には欠ける

 今回はクリエイティブ系とゲームに絞って検証を進めてきたが、第10世代Core時代のような「Ryzenには絶対勝てない」状況ではなくなった。第11世代CoreはRyzenと張り合えるどころか、時には上回るパフォーマンスを見せてくれている。特にゲーム用途であれば、Ryzenを選ぶ必要性はなくなった。

 もちろん、ゲームの裏でOBS Studioなどを利用してCPUエンコードさせたい、といったプロセスヘビーな状況ではコア数が多いモデルが揃っているRyzen 5000シリーズに分があるだろう。しかし、入手性の高さと価格を考慮すれば、6〜8コアのRyzenにかわる選択肢として、第11世代Coreをオススメできるようになったのは喜ばしい限りだ。

 次回は気になる熱やクロックなどのディープな分析を試みるとともに、Power Limit制限という枷を外した時のパフォーマンスを紹介したい。また、Core i9-11900Kにのみ搭載しているABTの効果も詳しく検証する。

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