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テレビ業界向けネットワーク型タリー伝送システム「AirTally」を共同開発

PR TIMES

ラトックシステム株式会社
~中継先に視覚的なタリーを低遅延で送れるIoTシステムを定額制で提供~

ラトックシステム株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:近藤 正和、以下「ラトックシステム」)と朝日放送テレビ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:山本 晋也、以下「ABCテレビ」)は、ネットワーク型タリー伝送システム「AirTally(エアタリー)」を共同開発、サブスクリプションで提供開始することを発表します。





タリーは番組の出演者やカメラマンに、どのカメラを選択しているのかを知らせるランプです。AirTally(エアタリー)は、視覚的なタリーを中継車や本社から中継先へ低遅延で返すIoTシステムです。親機と子機からなり、タリー接点出力をLTE-M(セルラー)回線経由で伝送し、現場でLEDを点灯します。


ネットワーク型タリー伝送システム「AirTally」
https://sol.ratocsystems.com/service/air-tally/

各デバイスにはGPS機能を搭載。ワイヤレスカメラや中継車の位置情報を、Google Map上で確認可能です。子機は182g、67x35x100mmとカメラに装着可能なコンパクト軽量設計。長短2種類のタリーLEDを用意しています。

本システムは、報道番組での選挙中継、バラエティ番組内でのマラソン中継、ゴルフ中継、プロ野球中継など、ABCテレビの中継番組で運用実績があります。

AirTallyは、2021年4月中旬よりBtoB向けウェブサイト「IoT SELECTION connected with SORACOM」より、通信料、クラウド料込みのサブスクリプションで提供します。

提供開始:2021年4月15日
価格:月額費用10,978円(税抜価格9,980円)(通信費・クラウド費込)


■背景
カメラマンにとってタリー、送り返し映像、インカム音声などは、OA状況や番組進行、内容変更や撮影指示などを把握する上で、非常に重要です。スタジオでの撮影は、生放送、収録ともに設備環境が充実しています。

一方、一般的な中継におけるワイヤレスカメラ運用では、現場が映像を掴まれているかを視覚的に知るための「タリー」はなく、電話やOA音声と混ぜたピコピコ音など、すべて音声で伝達してきました。中継コンテンツの品質を向上させるために、現場への視覚的なタリーを低遅延で返すことは長年の課題でした。

ABCテレビは、本システムの前身となるタリー伝送システムをRaspberry Piと3G回線で自社開発、2018年に日本民間放送連盟賞「優秀」を受賞しました。受賞後より業界から商品化の要望が多く寄せられるようになり、この度の商品化に至りました。

■関連URL
AirTallyサービス情報ページ(ラトックIoTソリューション)
https://sol.ratocsystems.com/service/air-tally/

AirTallyご注文ページ(IoT SELECTION connected with SORACOM)
https://iotselection.tcplats.com/products/detail/e09cbdc2-9120-11eb-9bc1-d75d4b6104f0

※「AirTally」は朝日放送テレビ株式会社およびラトックシステム株式会社の共同登録商標です。

▼ お客様からのお問い合わせ
ラトックシステム株式会社 システムソリューション事業部
Mail:https://sol.ratocsystems.com/contact/
TEL: 06-6633-5768(代)

▼ 報道関係の方からのお問い合わせ
ラトックシステム 広報(担当:大塚)
Mail:https://www.ratocsystems.com/mail/press.html
TEL:06-6633-6744