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T教授の「戦略的衝動買い」 第625回

原稿書き用にEIZOの最新曲面横長ディスプレーを徹底研究緊急衝動買い

2021年03月25日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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 筆者が今回、EV3895を購入した理由はEIZOのサポートに対する姿勢と製品品質の両方だ。ちょっと変わったところでは、背面スタンドの伸縮性能だ。上から軽く引いたり押したりするだけで極めてスムース&フレキシブルに無段階に伸縮してくれる。守備範囲はデスク表面からディスプレーのトップまでの高さが、411〜603.7mmまでいくらでも自由に選択できることだ。

上からディスプレー本体を引き上げることで、ディスプレーの上端がデスク面から603.7mmの高さまで引き上げることができる。立位での操作向けだ

一番下まで押し下げると、丸いスタンド脚ぎりぎりまで下がる。ディスプレー上端までの距離は411mmと極めて低い

 筆者の部屋の窓の外には山手線をはじめ様々なJRの鉄道が見えるのだが、35インチ以上のディスプレーになると、おおよその高さは500mmを超え、ほとんど窓の外は見えないのが普通だった。EV3895は現在ほぼもっとも低い状態プラスくらいで設置して使っているので、目の前を走るすべての鉄道や桜並木が見えるようになって極めて快適環境になった。

 ごく一般的なビジネス系のお仕事も作業の効率を考えると、もはやたった1台のディスプレーでは極めて心もとない。昨今のようにテレワークが習慣化すれば、パワーポイントやワード、表計算、ブラウザー、コミュニケーションアプリなどの並行処理は極めて当たり前だ。

 そこは原稿書きもまったく同様だ。ワードやテキストエディター、写真を表示編集するレタッチアプリ、情報を調べるブラウザー、そしてコミュニケーションアプリなどが必要だ。これら複数のアプリを複数台の物理ディスプレーをWindows環境で拡張して使用するか、大きな1台のディスプレーで実行するかは個人の嗜好や過去のディスプレー拡張の経緯などによって異なるだろう。

仮設置して1週間使ってみたが37.5インチ、筆者はやはり超大型ディスプレー1台派。筆者の現在の高さ設定は上端まで約440mm

マルチディスプレーはなかなか楽しいが、筆者の場合はイマイチだった

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