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Wi-Fi 6対応・トライバンド搭載、最大500台の端末を接続可能な最上位モデル ヤマハ無線LANアクセスポイント『WLX413』

PR TIMES

ヤマハ株式会社
最新規格のIEEE802.3btに対応したPoEインジェクターと併せて、2021年3月発売

ヤマハ株式会社は、無線LANアクセスポイントの新製品として、当社で初めてWi-Fi 6に対応し、トライバンドを搭載、独自のクラウド型ネットワーク統合管理サービス「Yamaha Network Organizer(YNO)」にも対応した『WLX413』と、そのオプションとして、10ギガビット/マルチギガビットおよびIEEE802.3btに対応したPoEインジェクター『YPS-PoE-BT』を2021年3月に発売します。


無線LANアクセスポイント『WLX413』


<概要>
近年、遠隔会議の急速な普及にあわせて増大している、社内ネットワークを流れるトラフィックに対応するため、有線/無線LANの帯域を増強し、高速・大容量のネットワークを構築したいというニーズが高まっています。

今回発売する『WLX413』は、最新の無線規格であるWi-Fi 6に対応し、トライバンドを搭載することで、大規模なオフィスや学校、ホテルなどに向けて、高速、多数端末接続、広範囲なワイヤレス環境を提供する無線LANアクセスポイントです。特にオフィスでは、Withコロナのソーシャルディスタンスやフリーアドレスなどを考慮したスペースのワイヤレス環境構築にも最適です。また、本体内蔵コントローラーによるオンプレミス(自社運用)型管理に加え、独自のクラウド型ネットワーク統合管理サービス「YNO」にも対応し、複数拠点の無線LANの一括管理も行えます。さらに、2020年7月発売の「WLX212」も一括して管理できるので、設置環境に合わせて『WLX413』と「WLX212」を組み合わせた無線LAN環境の構築が可能です。

PoEインジェクター『YPS-PoE-BT』は、IEEE802.3bt(Class 6)に対応しており、最大60Wの給電が可能です。通信速度も10ギガビット/マルチギガビットに対応しているので、Wi-Fi 6対応無線LANアクセスポイントや高機能なIPカメラなど、広帯域/大電力が必要なデバイスへのPoE給電用として利用できます。また、底面に壁掛け用の十字穴を設けることで、現行の「YPS-PoE-AT」と比べ、情報分電盤の中などへの設置が容易になりました。

品名/品番/色/本体価格(税抜)/発売時期
無線LANアクセスポイント/WLX413/ホワイト/248,000円/2021年3月

◎販売計画(WLX413):5,000台/年
※従来モデル「WLX402」と併売予定です。


<関連オプション>
品名/品番/本体価格(税抜)/発売時期
電源アダプター/YPS-12V3A/7,000円/発売中
PoEインジェクター/YPS-PoE-BT/34,800円/2021年3月
RJ-45コンソールケーブル/YRC-RJ45C/4,800円/発売中


<主な特長>
1.Wi-Fi 6対応・トライバンドによる高速かつ多数端末の通信を実現

『WLX413』は、Wi-Fi 6(IEEE802.11ax)に対応し、5GHz帯2つ、2.4GHz帯1つのトライバンドをサポートします。トライバンドによる機器全体のスループットは、最大5.9Gbps(2.4GHz帯:1,147Mbps, 5GHz帯:2,402Mbps×2)を実現します。また、そのスループットを余すことなく使うために、10Gbpsの有線LANインタフェースを備えています。Wi-Fi 6の高速通信や新技術であるOFDMA、4本の内蔵アンテナによるMU-MIMOで、機器全体で最大500台(2.4GHz帯:100台, 5GHz帯:200台×2)の多数端末の同時接続を可能にしました。また、Fast DFS機能は2つの5GHz帯の搭載により、航空・気象レーダー波を検出した際も別の5GHz帯に切り替えて、60秒間の通信切断を防ぎ、途切れのない通信を実現します。

Fast DFS機能

2.独自のクラウド型管理と新たなオンプレミス型管理の両方でシンプルな無線LAN管理を実現
『WLX413』は、クラウド型管理サービス「YNO」に対応し、ネットワーク上にある『WLX413』と「WLX212」の設定や監視、ファームウェアアップグレード、接続端末の監視など、遠隔からの一括管理を実現しています。加えて、最大1年間無償で使える「YNO」のライセンスが付属しているので、誰もが「YNO」を利用できます*。また、オンプレミスでの管理についても、「WLX212」から新たに搭載された「クラスター管理機能」に対応し、別途コントローラー専用機を用意する必要なく複数台の『WLX413』と「WLX212」を一括管理できるなど、従来機種から管理方法を刷新しました。「クラスター管理機能」は、LANに接続して電源を入れるだけで設定が完了する「ゼロコンフィグ機能」に対応しているので、クラウド管理やオンプレミス管理に関わらず、本機の追加や交換が簡単に行えます。

*YNOライセンスを購入すると、2年目以降も「YNO」を継続して利用できます。また、初年度より複数年度のライセンス購入も可能です。「YNO」で管理する無線LANアクセスポイント1台につき1ライセンスが必要です。
(料金表へのリンク):https://network.yamaha.com/products/software_service/ysl-yno/price#tab
YNOによる無線LAN管理のイメージ

3.さまざまな設置環境に対応
『WLX413』は動作環境50℃に対応しており、50℃高温動作時も通信速度等の性能が低下しません。学校や店舗、工場などの高温になりやすい場所でもフル性能で利用できます。設置面積も従来モデル「WLX402」に対して16%削減しました。また、付属のマウント金具は、壁や天井への設置だけでなく、スタンド(同梱)を取付ければ卓上にも置くことができます。さらに、外部アンテナ端子に指定のアンテナを接続すれば、本体設置が困難な場所や環境にも無線LANを提供することができます。
壁掛け設置
スタンドによる卓上設置
外部アンテナ設置

4.利用シーン
『WLX413』はWi-Fi 6対応・トライバンドにより端末数が多い大規模オフィスで安定した通信を提供します。最新のWi-Fiセキュリティー規格である「WPA3」、最大4,000件が登録可能なRADIUSサーバーの搭載によりセキュリティーも強化できます。また、2つの5GHz帯の1つでWDSブリッジ機能を使用することで、建屋間の高速無線中継も実現します。さらに、推奨する屋外アンテナを利用すれば本体設置の場所によらない良好な電波環境での通信が可能です。
大規模オフィスでの多数端末接続
5GHz帯の1つを使って建屋間を無線で高速中継
PoEインジェクター『YPS-PoE-BT』


ヤマハ 無線LANアクセスポイント 製品情報サイト
https://network.yamaha.com/products/wireless_lan
ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
https://www.yamaha.com/ja/news_release/


※仕様および機能の名称は、予告なく変更することがあります。
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