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エイビット、サブ6帯のローカル5G無線局免許を申請。免許取得後、スマート工場環境下における開発実証を開始

PR TIMES

株式会社エイビット
株式会社エイビットは、2020年12月18日(金)に4.7GHz帯のローカル5Gの無線局免許申請を行いました。エイビットは、2019年11月より、工場の5G化の強いニーズを受け、実験試験局免許で実験を重ね、ノウハウを蓄積してきました。今後、回路設計から自社で開発した完全国産ローカル5G機器を用いて、スマート工場の5G化を支援していきます。




株式会社エイビット(以下、エイビット)は、2020年12月18日(金)から総務省の無線局免許受付が開始されたことをうけ、同日、4.7GHz帯のローカル5Gの無線局免許申請を行いました。


エイビットは、2018年度にサブ6帯で動作する5G評価システムを開発して以来、2019年11月には「AU-100」シリーズの実験局免許を取得し、自社オフィス内にローカル5Gの性能評価を行うなどの実証実験を重ねてきました。2020年に販売したローカル5G実証実験ット「AU-500」は、端末と基地局がセットとなった”日本初”のサブ6帯を採用したスマートファクトリー向けスタンドアローン構成として販売以来、多くの企業に導入されております。

エイビットでは、AU-500をご導入いただいたお客様の声や、電波伝搬の実証実験を通じてローカル5Gとサブ6帯についての 知見を集めてきたことに加え、スマートファクトリー向け産業用ネットワークについて、様々な企業からの具体的要求を元に、産業用通信規格の疎通実証を進めております。

今後、ローカル5G用無線局免許が交付されたのちには、これまで以上にお客様が導入を想定されるフィールドに近い環境で製品開発や実証実験を行うことが可能になると考えております。

エイビットは、今後もこれら5G技術の知見やノウハウを活用して、ローカル5Gのコンサルティングや実証実験の支援、 製造開発の受託を通じ、ローカル5Gの普及に取り組んでまいります。

■エイビットのローカル5Gに関する取り組み
エイビットはこれまで公的研究機関が実施する5G実証実験に参加し、5G開発の経験を積んできました。この経験を活か して2018年度に4.6GHz帯で動作する5G評価システムを開発し、2019年度に大規模マシンタイプ(mMTC)のローカル 5G検証機セットAU-100シリーズを開発しました。このAU-100 では多数のセンサーを接続することができ、5G のIoT システムを構築してきました。エイビットは2019年11月にサブ6の実験試験局の免許を取得し、2020年4月にはローカル5Gを用いたIoT実証実験にも成功いたしました。2020年5月には、日本で初めて4.6GHz帯とスタンドアローン方式をサポートしているローカル5G検証機「AU-500シリーズ」の販売を開始しております。このAU-500シリーズは、令和2年度「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」(※1)にて多く採用され、開発実証に利用されております。

(※1)https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01ryutsu06_02000280.html

■ローカル5Gの概要
ローカル5Gは、「大容量・超低遅延・多数同時接続」といった第5世代通信システム(5G)の特徴を活かし、スマートファクトリーや鉄道、港湾などの重要インフラのデジタル化など、さまざまな分野で期待されています。ローカル5Gは、一般企業や自治体のローカルニーズに応じてローカル5G無線局の免許が交付され、スポット的に5Gの通信環境が構築されます。

【株式会社エイビットについて】
株式会社エイビットは、5G 、 LTE、LPWA 、 PHSなど無線通信方式を利用した通信端末の開発メーカーであり、遠隔検針、セキュリティー、防災ソリューションで大規模IoT需要分野に精通している。特に都市ガス、LPガス用遠隔検針ユニットでは日本トップシェアを有している。また、5Gの測定器メーカーでもあり、通信キャリアに多く採用されている。

代表者: 代表取締役社長 檜山 竹生
所在地:〒192-0072 東京都八王子市南町3-10
設立: 1986年7月12日
URL: https://www.abit.co.jp/

・本件に関する問い合わせ
株式会社エイビット 5Gビジネスユニット 営業部
E-Mail:sales-5g@abit.co.jp