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アドバンスソフトとビジュアルテクノロジーがNECのベクトルエンジンを組み込んだデスクサイド型スーパーコンピュータを販売開始~導入後にすぐ使えるアプライアンスモデル~

PR TIMES

日本電気株式会社

アドバンスソフト株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:松原 聖、以下アドバンスソフト)とビジュアルテクノロジー株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役社長:川股 敦、以下:ビジュアルテクノロジー)は、CAEに特化したデスクサイド型スーパーコンピュータのアプライアンスモデルを、本日販売開始いたします。新モデルは、NEC(本社:東京都港区、代表取締役社長:新野 隆)のベクトル型スーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」のPCI-Expressカード型ベクトルエンジン(VectorEngine:VE)を、ビジュアルテクノロジーのワークステーション「VT64ワークステーション」に実装するとともに、アドバンスソフトが開発した電磁波解析用アプリケーションソフトウェア「Advance/ParallelWave」をあらかじめインストールした状態で出荷するため、導入後すぐに利用を始めることが可能です。

近年、製造業やプロセス業において、ものづくりのDX(デジタルトランスフォーメーション)が進む中、中小規模企業においても上流工程のデジタライゼーションが急速に進んでいます。このような状況で、セキュリティー上の観点で、自社の生命線ともなるデジタルデータを、自社内のスーパーコンピュータでより高速に計算する必要が生じています。

今回そのような市場からのニーズに応えるため、本年5月に開設した「NEC 共創コミュニティ for SX-Aurora TSUBASA(注1)」の活動の中で、そのパートナーであるアドバンスソフトとビジュアルテクノロジーが協業し、NECが11月19日に発表したVE(注2)を活用してアプライアンスモデルを商品化しました。本モデルは、アドバンスソフト、またはビジュアルテクノロジーがお客様に販売し、出荷開始時期は2021年3月下旬を予定しています。希望小売価格はハードウェアとアプリケーションソフトウェア、それらを即日稼働可能な状態にするセットアップ作業費用を含んで498万円(税抜)~です。


新モデルの特長は以下です。

1.電磁波解析に必要なハードウェア、ソフトウェアがあらかじめインストール・設定されており、導入後即日利用開始可能。

2. 電磁波解析の計算を行うエンジンとしてNECのVEを搭載していることに加え、計算結果を高速に表示するためのグラフィックスカードとして「Nvidia Quadro P400」も搭載しており、高速計算と高速表示を1台で実現。





また、3社は今回のモデルに加えて、熱流体解析ソフトウェア「Advance/FrontFlow/red」など、異なる領域のアプライアンスモデルの製品化を予定しています。新モデルの詳細は各社までお問合せください。

以上

<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>
アドバンスソフト株式会社 営業部
E-mail: office@advancesoft.jp

ビジュアルテクノロジー株式会社 HPC/エンタープライズ事業部
E-mail: hpc-all@v-t.co.jp

NEC AIプラットフォーム事業部
E-mail: info@hpc.jp.nec.com

<SX-Aurora TSUBASAについて>
URL:https://jpn.nec.com/hpc/

(注1)
NEC 共創コミュニティ for SX-Aurora TSUBASA
https://jpn.nec.com/hpc/sxauroratsubasa/co_creation_partner/co-creation_sx-aurora_index.html

(注2)
NEC、ベクトル型スーパーコンピュータ「SX-Aurora TSUBASA」のPCI Expressカード型ベクトルエンジン単体の販売を開始
https://jpn.nec.com/press/202011/20201119_01.html

本文に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の登録商標または商標です。