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ディーバと宝印刷が連結会計データの自動連携機能「X-transfer」機能を拡張

PR TIMES

アバント
~「DivaSystem LCA」と「X-Smart.Advance」のシームレスな連携で連結決算と開示決算の統合ソリューション化を目指す~

 アバントグループで連結会計、グループ・ガバナンスのソリューションを提供する株式会社ディーバ(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、以下 ディーバ)と、TAKARA&COMPANYグループで、ディスクロージャー関連のシステムを提供する宝印刷株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役社長:堆 誠一郎、以下宝印刷)は、ディーバの連結会計システム「DivaSystem LCA」と宝印刷の開示書類自動作成システム「X-Smart.AdvanceおよびX-Smart.Basic」(以下「X-Smart.Advance/Basic」)にWeb経由でダイレクトに連携する機能「X-transfer」の機能拡張を行うことといたしました。


 従来の有価証券報告書作成の基本情報となる連結貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書に加え、連結株主資本等変動計算書、包括利益計算書、セグメント情報、個別財務諸表、グループ会社の会社法計算書類の作成を目的としたグループ会社の財務諸表データまで連携範囲を拡張したバージョンを2020年12月24日にリリースします。さらには2021年6月を目安に、マスタ関連情報まで連携範囲を拡張したバージョンをリリースいたします。

■1.背景
 ディーバと宝印刷では、従来のExcelファイルを介した連携を2008年より開始しておりましたが、近年の連結決算業務と開示書類作成業務のシームレス化に対するお客様のニーズは非常に高く、更なる効率化と内部統制強化の一歩として、2018年より「X-transfer」の提供を開始しております。継続的なサービス向上に向けた両社の意見交換の中で、同一メンバーでの兼務となることの多い連結決算および開示業務を、双方のシステム間のシームレスな連携をベースとして本質的に「一つの業務」と捉えられないかとの想いに至り、このたび「連結決算~開示決算の標準業務プロセス統合オートメーション」として整備することとなりました。「X-transfer」の機能拡張は上記のコンセプトに沿って企画されております。

■2.「X-transfer」機能概要
 「DivaSystem LCA」で連結精算表、キャッシュ・フロー精算表、連結株主資本等変動計算書、包括利益計算書、親会社およびグループ会社の個別財務諸表データの連携データ作成処理が完了したのち、「X-transfer」を実行することで、HTTPS通信で「X-Smart.Advance/Basic」に処理データおよび勘定科目関連のマスタ情報が自動送信されます。

 「X-Smart.Advance/Basic」ではデータの認証を行った後、データベースへの登録・集計処理が自動実行されることで、有価証券報告書、決算短信、会社法計算書類、社内報告用の連結・個別財務諸表や、親会社およびグループ会社の会社法計算書類が自動作成されます。

 なお「DivaSystem LCA」へのデータのインプットについては、ディーバの提供する業務標準テンプレートである「開示対応標準パッケージ」の指定する項目へ情報を入力することで、有価証券報告書の開示項目を網羅したデータ収集をグループ会社から実施可能です。

 グループ会社からのデータ収集、連結決算情報の自動作成、開示書類の自動作成という一連の流れを統合した「X-transfer」を核とした統合ソリューションの活用により、お客様の業務効率性を飛躍的に高めると共に、ミス発生リスクとなる手作業・Excelの排除による内部統制面の強化も期待できるなど、テレワーク環境下におけるニューノーマルな働き方をサポートする機能拡張となっております。

■3.今後の拡張性
 連携対象データの更なる拡大および周辺サービスの拡充を通し、ディーバと宝印刷における協業の究極の目的である「連結決算~開示決算オートメーションの実現」に向けて、今後も継続的に機能・サービス開発を続けて参ります。

【DivaSystem LCAについて】
 「DivaSystem LCA」は、株式会社ディーバが提供する連結会計国内シェアNo.1(※)の連結会計システムです。大企業から中堅中小企業・IPO準備中の企業まで、幅広くお使いいただける機能・サービス・価格でご提供しており、累計導入企業数は1,100社を超えております。
 ・「標準的な業務プロセス」や「標準レポート」をはじめからご用意。連結決算初心者でも安心
 ・小さく始められる「利用料モデル」、短期間で連結決算が始められる「短期導入モデル」
 ・グループ会社や監査法人ともクラウドでつながり、効率的にリモート決算やリモート監査が可能

「DivaSystem LCA」製品概要
https://www.diva.co.jp/product/lca/

※出典:富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場 2012~2020年版」
連結会計ソフト(パッケージ)2012~2019年度実績
ITR「IT Market View:予算・経費・就業管理市場2020」
連結会計市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2019年度予測)

【X-Smart.Advance/Basicについて】
 「X-Smart.Advance/Basic」は、宝印刷が提供する開示書類自動作成システムです。開示書類作成業務を効率化するための機能性と、データベース構造ならではの堅牢性を兼ね備えたシステムとして多くの企業様からご評価をいただいており、2011年のリリース以降、堅調に実績を積み重ね導入企業数は1,100社超となっております。
「決算早期化」「業務標準化」「働き方改革」「IFRS対応」等様々なプロジェクト対応や課題解決の手段としてご活用いただいております。

「X-Smart.Advance/Basic」製品概要
https://www.takara-print.co.jp/service/disclosure/x-smart.html

【参考】
<ディーバ×宝印刷株式会社共催セミナー> ディーバ×宝印刷 連結決算、開示業務における決算プロセス統合ソリューション ~ラストワンマイルのDX~
https://www.diva.co.jp/event/20201217_webinar/

<上記に関するお問い合わせ先>
株式会社ディーバ 広報担当
PR@diva.co.jp

【株式会社ディーバに関して】
ディーバは1997年に、連結会計ソフトウェア分野における専門ベンダーとして設立しました。本社とグループ会社を連動させた連結視点での経営管理基盤をパッケージとして提供し、幅広いパートナー企業とともにコンサルティングサービスを提供しています。
経営効率を高める連結会計ソフトウェアには、より信頼性のある製品、および高品質なサービスが求められており、格段に高度化・複雑化したお客様の要件を実現できる経営情報基盤として、国内外を問わず1,100を超える企業群に選択されています。
今後も、経営情報の透明性を高め、経営品質の向上をサポートし続けます。
なお、2013年10月に株式会社ディーバから株式会社アバントに商号変更し、持株会社制へ移行。新たに株式会社ディーバを設立し、ソフトウェア事業を承継しました。

社 名   :株式会社ディーバ
設 立   :2013年10月1日
代表者  :代表取締役社長 森川 徹治
URL   :https://www.diva.co.jp/
主要業務 :ビジネスソリューションパッケージの開発・ライセンス販売・
コンサルティングサービス・サポートサービス など
本社所在地:東京都港区港南2丁目15番2号 品川インターシティB棟13階

【アバントグループに関して】
株式会社アバント(本社:東京都港区、代表取締役社長:森川 徹治、証券コード:3836)を持株会社として展開するアバントグループは、「経営情報の大衆化」をミッションに掲げ、主にCFOやCIO組織を対象として、連結会計関連事業、ビジネス・インテリジェンス事業およびCFO業務のアウトソーシング事業を展開し、経営情報を意志決定に役立つ「未来の地図に変えていく」ことを通じてお客様の価値創造に貢献しています。1997年5月に株式会社ディーバとして創業し、2007年2月の株式公開を経て、2013年10月に持株会社へ移行した際に、株式会社アバントに商号を変更。東証一部には2018年3月に上場しています。主要なグループ事業子会社(いずれも100%所有)は以下の通りです。

○株式会社ディーバ
○株式会社ジール
○株式会社インターネットディスクロージャー
○株式会社フィエルテ