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クラウド型 AI OCR ソリューション「CaptureBrain Ver.2.0」を提供開始 企業の DX 実現に向け業務プロセスを変革するデジタルソリューションを強化

PR TIMES

キヤノンMJ
キヤノンマーケティングジャパン株式会社(代表取締役社長:坂田正弘、以下キヤノン MJ)とキヤノン IT ソリューションズ株式会社(代表取締役社長:金澤明、以下キヤノン ITS)は、 AI OCR基盤として「CaptureBrain(キャプチャーブレイン)」の機能とラインアップを拡充し、新バージョンの提供を2020年10月下旬より開始します。本ソリューションは紙帳票の電子化とデータ入力業務の自動化により、お客さまの業務プロセスを最適化し業務効率化を実現します。キヤノン MJ グループは中小・中堅企業から大手企業まで業種・業務に特化したデジタルソリューションの提供を強化し、お客さまのバックオフィス業務の DX を支援していきます。


「CaptureBrain Ver.2.0」を中核にしたデジタルソリューションのイメージ図


 多くの企業ではビジネス環境の変化に対応し顧客や社会のニーズに応えるため、AI や IoT、クラウドなどの技術を活用し、生産性向上を支援する DX への取り組みが拡大しています。また、ビジネスモ デルの変革や競争力の強化など新たな価値創出が期待される一方で、働き方改革により既存ビジネスのデジタル化や業務プロセスの標準化・自動化による生産性の向上が課題となっています。

 キヤノン ITS は独自の画像処理技術・AI 技術と、株式会社 Cogent Labs の手書き文字認識 AIエ ンジン「Tegaki」を連携させたクラウド型 AI OCR ソリューション「CaptureBrain」の提供を2019年5月より開始しました。本ソリューションによりスキャンした紙帳票データをクラウド上で画像補正、帳票種別の分類、OCR 処理を行い、確認したデータを CSV 形式でダウンロードできます。
今回提供する新バージョンでは、OCR の読み取り精度の向上のためマルチエンジンを搭載しており、OCR の項目ごとに最適なエンジンを選択できます。Cogent Labs の「Tegaki」エンジンに加え、キヤノン ITS が開発した数字などの項目特化型、活字、チェックボックスといった複数のエンジンを備えています。さらに、キヤノン独自の画像補正エンジンによる高い OCR 認識精度に加え、新たにユーザー辞書機能を搭載し OCR 結果を自動補正する後処理の機能も強化しました。
また、お客さまの案件にあわせて組み込む SI コア版に加え、新たに SaaS 版を提供します。これによりお客さまは AI OCR サービスを手軽にスピーディーに導入でき、システム運用の負担を軽減し様々な業務での活用の幅を広げます。

 キヤノン MJ とキヤノン ITS はこれまで、金融機関や製造業、流通・サービス業などの大手企業を中心に業種・業務にあわせたデジタルソリューションを展開し、お客さまの業務効率化とデータ活用を推進してきました。今回の新バージョンより、キヤノン MJ グループの販売網を活用し、大手企業から中堅・中小企業の顧客層まで提供対象を拡大していきます。
将来的には、高機能な AI OCR 基盤のサービスプラットフォームと映像や音声の分析・予測などの新技術と連携させることで、お客さまの働き方や業務プロセスの変革を実現するバックオフィス業務の DX を支援していきます。
 キヤノン MJ とキヤノン ITS は、「CaptureBrain」を中核とした OCR ソリューションビジネス領域において、2022年までに年間売上高20億円を目指します。

< クラウド型 AI OCR ソリューション「CaptureBrain Ver.2.0」の価格 >
○初期契約費用 20万円
 利用開始時にお支払いいただく登録手続き費用です。
 CaptureBrain利用料と併せてお申し込みいただきます。
○CaptureBrain利用料(月額)
【Smallプラン】3万円~/月
【Mediumプラン】10万円~/
【Enterpriseプラン】15万円~/月
 CaptureBrainの利用料です。
 サポートサイトでのQA対応が含まれます。
 プラン内の利用可能分を超える利用については別途追加パックのご購入が必要です。

 ※契約単位は年間です。
 ※個別開発は別途ご相談にて承ります。
 ※OCR帳票設定等の作業は別途ご相談にて承ります。

<クラウド型AI OCRソリューション「CaptureBrain Ver.2.0」>の特長
■AI技術により複数種類の帳票を一括で自動仕分け
キヤノンITS独自の画像処理技術を駆使し、帳票登録時に自動学習を行うことで、OCR対象として入力された帳票画像を自動で仕分けします。これにより、お客さまの帳票仕分け作業を効率化します。
■OCR対象帳票をAI技術で画像補正
キヤノンITS独自のAI技術により、OCR対象として入力された帳票画像の歪み補正、ノイズ除去、コントラスト調整、斜行補正などを実施し、OCRの認識精度を向上します。
■マルチエンジンとユーザー辞書連携による高いOCR認識精度 <NEW>
株式会社Cogent Labsの手書き文字認識AIエンジン「Tegaki」に加え、キヤノンITS独自のAI技術を駆使した項目特化型OCRエンジンを搭載しています。
また、OCR結果をユーザー辞書に連携することで、お客さまの意図した単語との類似度によるOCR結果の自動補正を行うことが可能です
■各種ユーザー利用機能の拡大と強化 <NEW>
ユーザー管理や利用実績確認の機能はもとより、お客さまご自身で帳票登録が可能な機能を実装しました。また、お客さまからご要望の多かったベリファイ(確認)作業の再鑑機能を追加しています。

<問い合わせ先>
● 報道関係者のお問い合わせ先: キヤノンマーケティングジャパン株式会社
広報部 パブリックリレーションズグループ 03-6719-9093(直通)
● 一般の方のお問い合わせ先 : キヤノンマーケティングジャパン株式会社
ドキュメントソリューション企画課   03-6719-9370(直通)
キヤノンITソリューションズ株式会社
キヤノングループ事業部 商品企画課 03-6701-3345(直通)

● クラウド型AI OCRソリューションサイト:https://canon.jp/capturebrain/
● キヤノン金融ソリューションサイト:https://canon.jp/ffs