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AIとの会話でカウンセリングが受けられるストレスケアアプリ「SELF MIND」

アプリを立ち上げるだけで毎日のストレスケアを実践できる

 SELFは8月19日、AIストレスケアアプリ「SELF MIND」をリリースしたと発表。

 近年、SNSが急速に普及する一方で、個人単位での孤独やストレスが社会的な問題となっている。それは「新型コロナウイルス」や「突発的な自然災害」などによって増幅されているが、日本におけるメンタルヘルスケアに対する意識は、アメリカをはじめとした諸外国と比べて著しく低いことが分かっているとのこと。

 メンタルヘルスケアのアプローチとして考えられる従来の手法として「カウンセリング」が挙げられるが、経営と綿密なケアの両立の難しさ、利用者が負担するコストなどが障害となって、一般的に普及しているとは言えない状況だという。

 SELFはそうした課題を解決するため、AIとの会話を用いたカウンセリングを目的としたアプリ「SELF MIND」を開発したとのこと。

 対話相手が人間の場合、友人やセラピストであれ、それ以降の付き合い・人間関係が存在する。「自己開示」はメンタルヘルスにとって重要ながら、自分のことをすべて打ち明けるのは多くの人にとってためらわれる。しかしAI相手であれば、そういったことを気にする必要なく、文字通り「誰にも話せない」ことを気軽に話せるとしている。

 SELF MINDは、カウンセリングAIとの会話セッションにおいて得られた情報のうち、重要と推定される情報を自動でその日の記録として保存する。そのため、ユーザーはカウンセリングAIと会話をするだけで、現在までの自分自身を客観的に観測できるようになるという。また、AIが必要と判断した場合には日記を書くことも提案する。

 ユーザーはアプリを立ち上げるだけで毎日のケアを実践できるため、こまめなケアが可能になり、本アプリにも応用されている「認知行動療法」の効果をより高められるとのこと。

 SELF MINDはクラウドサービスであるため、今後のアップデートで品質向上を積み重ねていくことで、低価格を維持しながら、より高品質なカウンセリングへと進化していけるサービスでもあるとしている。また、低価格化によってカウンセリングがより生活に身近になることで、健全な生活の長期的な維持に寄与できるとも考えているという。

 SELF MINDは現在、リリース記念キャンペーンとして登録後14日間無料で利用可能だ。利用登録は10月末日まで。14日間のフリートライアル期間終了後は、月額850円の有料契約に自動更新される。

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