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Digital Capitals 東京レポート

PR TIMES

MCデジタル・リアルティ株式会社
2029年までにAI、IoT、ブロックチェーン、5Gが4兆4,680億円を都市経済に注入

2019年のランキングで、東京はアジアの都市ではトップ、全世界ではニューヨークに次ぐ第2位


東京 – July 13, 2020 – Digital Realtyの新たな調査によると、人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、ブロックチェーン、5Gによる年間収益は、世界60都市において2029年までに7,210億ドルにのぼる見込みとなった。「Digital Capitals 東京レポート」は、Development Economics社と共同で作成されたもので、これらの革新的テクノロジーが新規雇用、新規ビジネス、新規産業、公共サービスの向上を通じて今後10年にわたり東京の都市経済にもたらす価値を検証した。2029年までに世界をリードするデジタル中心地になると予測される10都市(ランク順)は以下のとおり。


ニューヨーク市
ロサンゼルス
東京
サンフランシスコ
シンガポール
ロンドン
シカゴ
トロント
パリ
香港


東京はデジタル経済の主要ハブ
東京は、ビジネス、経済、ハイテク産業で世界をリードする中心地の1つであり、デジタル経済の主要ハブである。国際的に(主要60都市と比較して)見ても、東京は現在Digital Capitals Indexでニューヨークに次ぐ第2位、アジアの都市ではトップとなっている。 東京は2024年までにニューヨーク市を抜いて世界第1位の座に就くとみられるが、2029年までには1位がニューヨーク市、2位がロサンゼルスとなり、最終的に東京は3位に落ちつくものと想定される。

AI、IoT、ブロックチェーン、5Gなどの新興テクノロジーは、今後10年にわたりデジタル経済として東京の成長に大きく貢献するものと見られる。これら4つのデジタルテクノロジーによる東京経済への貢献は、2019年の概算で1兆3,800億円に相当し、経済全体の1.93%を占めている。なかでもIoTの貢献は、この数字の52%(7,200億円)を占める。2024年までに、これらのテクノロジーによる東京における経済の年間評価額への貢献は2兆8,220億円にまで成長し、2029年までには4兆4,680億円、東京の経済全体の5.44%にも達する見込みである。

東京は世界の先進経済圏の中でも特に人口密度の高い都市のため、デジタル製品やサービスを必要とする消費者の人口も非常に多いことが挙げられる。加えて、デジタル経済に関連するスキルや専門知識を持つハイスキルワーカーが非常に多いという利点もある。東京はデジタルインフラやその他通信インフラが整っているだけでなく、研究開発やイノベーションを支援する行政施策も整備されている。

Digital Realtyのアジア太平洋地域担当マネージングディレクターであるMark Smithは、次のように述べている。「東京はアジアの中でも特に重要な金融センターである。東京が優位に立つ理由は、堅牢な金融セクターを維持しようと他の都市に先駆けてAIやブロックチェーンなどのテクノロジーをすでに導入していることが挙げられる。これらテクノロジーの利用と重要性は今後10年で大幅に増すことが予想される。AI、ブロックチェーン、IoT、5Gの4つのデジタルテクノロジーの経済への貢献は、2019年は約2%(1.93%)だったが、これらが今後5~10年で飛躍的に成長するに伴い、東京は世界をリードするデジタルセンターになる」

AIの世界的普及
世界的に見て、4つの主要テクノロジーの中でもAIが各都市の価値成長の46%を占めるものと予想される。増加全体のうち22%は5G、約21%はIoTによるもので、ブロックチェーンが残り11%を占める見込み。

東京におけるこれら4つのテクノロジーの成長率は、今後5~10年に渡って変化する。2024年までの最大の貢献要因はAIで約40%、その次がIoTで約37%と予想される。2029年末までで見ても、最大の貢献要因はAIで約42%、その次がIoTで約29%である。最大の貢献要因はAIだが、2019~2029年期間に最も急成長が見込まれるのは5Gで、これは東京だけでなく世界の他の都市でも同様である。

AI、IoT、5G、ブロックチェーンのどの新興テクノロジーも、その中心にあるのはデータである。毎日2,940億件のメール、50億件のインターネット検索[1]、4,826億件の電子金融取引が発生していることを踏まえれば、これは驚くことではない。[2]ただし、データ主導型のテクノロジーは始まったばかりにすぎない。これら4つのテクノロジーを利用したビジネスアプリケーションだけでも、新たに膨大なデータを生み出し、世界中の人々やビジネスに多大な価値をもたらすことになる。
[1] Raconteur:Future of Data 2019 Infographic ‘A Day in Data’ April 2019: https://www.visualcapitalist.com/how-much-data-is-generated-each-day/
[2] Capgemini:World Payments Report 2018: https://worldpaymentsreport.com/wp-content/uploads/sites/5/2018/10/World-Payments-Report-2018.pdf

Digital Capitals Indexは特に、データ主導型の革新的テクノロジーが世界の60都市に現在もたらしている経済的価値と、今後10年でもたらす潜在的な経済的価値を評価したものである。

レポートの全文については、下記へアクセスのうえダウンロードしてください。
●Global Digital Capitals Index:
https://www.digitalrealty.com/global-digital-capitals-index
●2019年Digital Capitals東京レポート:
https://digitalrealty.box.com/s/lr92ny2i7d0hdgip0siky5oehwv85b4g

Digital Realtyについて
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本通信には、未来に関する記述(forward-looking statements)が含まれている。その根拠は現時点での予想、予測、仮定に基づくものでリスクや不確定要素を含んでおり、そのため実際の結果は大きく異なるものとなる可能性がある。具体的には、Digital Capitals Indexのリサーチや、AI、IOT、ブロックチェーン、5Gによる地域経済(シンガポールなど)への貢献予測に関する記述などである。このようなリスクと不確定要素のリストとその説明については、当社が米国証券取引委員会に提出する報告書等を参照のこと。当社は新しい情報発生や今後の進展の結果によるか否かを問わず、未来に関する記述を更新訂正する意図を持たず、その一切の責務を負うものではない。