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月次発表の業界統計値を日次で予測する独自の予測値「xenoNowcast」提供開始

 ゼノデータ・ラボは6月24日、月次発表の業界統計値を日次で予測する独自の予測値「xenoNowcast(ゼノナウキャスト)」の提供を開始した。

 同社は経済の未来をスコアで評価するSaaS型AIサービス「xenoBrain(ゼノブレイン)」を提供。日銀短観や各種業界統計は、経済全体または各業界の景況感を判断する重要な指標として用いられているが、新型コロナウイルス感染拡大のように業界環境や経済の先行きが不透明ななかで、統計の数値は大きく変動している。

 

 同社のxenoBrainは、ニュースの特性を特徴量に変化させて任意の時間でまとめることで経済状況を予測。1日5000本のニュースデータを企業情報を解析、企業業績・業界需要・素材価格を予測している。月次や四半期で発表される基準指標に相当する独自の指標を日次での変動を毎日予測する。

 xenoNowcastはxenoBrainの1機能として提供されるもので毎日メールで配信。初回リリースとして、日銀短観(大企業、先行き、製造業)、日本製 半導体製造装置(SEAJ速報値)、「景気の現状判断DI(季節調整値)」(全国、合計)を含む6指標についての日次予測値を提供開始。今後、予測対象指標をユーザーの要望に沿って拡げていくという。

 また、期間限定で上記のうち4指標を無料公開する(無料公開版では日次指標の更新は週次となる)。

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