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柳谷智宣の「コロナに負けるな! 飲食店&生産者を買って応援!」 第6回

ランチはもちろん、自宅飲みのお供に:

家で作るのが難しい串焼きをテイクアウトで楽しめる「BEETLE」

2020年05月11日 16時00分更新

文● 柳谷智宣 編集●ASCII

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駅から遠いのに人気店、串焼きのテイクアウトもあるぞ

 多くの料理は作ろうと思えば家で作れるものが多いが、「串焼き」となると、煙も出るし、グリルも必要だし……と難しい。そんな串焼きをテイクアウトできるのが「BEETLE 五反田」だ。プロダクトオブタイムが手がけるネオ大衆酒場で、2017年12月にオープン。五反田東口の遊楽街の奥にあるお店で、駅からは遠目の立地なのに人気を集めている。

 五反田にも格安で飲んで食べて盛り上がりたい! という雰囲気になったときに使える店がいくつかあるが、その中のひとつがこのBEETLE 五反田。このご時世なので時短営業になっており、4月6日からランチとテイクアウトをスタートしている。

 そこで、テイクアウトをいただきがてら、店主の伊藤智紀さんにお話を伺ってきた。BEETLE 五反田だけでなく、「BEETLE 浦安」と「品川うお宿」も見ているエリアマネージャーだ。

五反田遊楽街を過ぎるとBEETLE 五反田が見える

店主の伊藤智紀さん

 従来の大衆酒場というイメージに加え、現代的な価値観をミックスし、若い人から年配の方に来てもらえるように、早くて安くておいしいものを提供している。古典的な酒場メニューから、アヒージョのような洋風のフードを揃え、ドリンクも瓶ビールや日本酒から、ホッピーの割り材にシークワーサーやヨーグルトといった変わり種も用意している。

 BEETLE 五反田は団体宴会の予約はほとんどないので、新型コロナウィルスが世の中に出始めた頃は、あまり影響はなかったそう。しかし、3月下旬から、いきなり影響が出始め、4月の緊急事態宣言が出されたときには人がいなくなったという。

 元々は、16時から夜中1時まで、週末、土日祝日は14時から夜中1時までオープンしていたが、現在は自粛要請に合わせて11時半から20時まで営業するようになった。そのため、アルコールというよりは、ランチとテイクアウトがメインになっている。

 準備はばたばただったそう。営業していないBEETLEのマネージャーがビデオ会議で集結し、メニューを決める担当、メニューをレジに登録する担当、レシピを作る担当、容器を買いに行く担当、店舗に振り分ける担当、食材を移動する担当と振り分け、中二日で一気に準備したという。

 テイクアウトのメニューは弁当も充実しているが、やはり串焼きがおすすめ。実際、弁当よりも焼き鳥や焼きとんをテイクアウトする人が多いという。また、煮込みも人気だそう。

掲示されているテイクアウトメニュー

串焼きはもちろん濃厚でピリ辛のもつ煮もおすすめ

もつ煮込みと串焼き五種盛りをテイクアウト。串はぼんじり(鶏の尻尾)、もも、しろ(豚の腸)、つらみ、ネギ

 せっかくなので、人気の「もつ煮込み 赤」(400円)と「串焼き五種盛り」(760円)を購入した。串焼きは、ぼんじり(鶏の尻尾)、もも、しろ(豚の腸)、つらみ、ネギの5本。ぼんじりも、つらみも、歯応えたっぷりでおいしい。ネギが甘くてジューシーなのもポイントだ。

 もつ煮込みは、濃厚でピリ辛。これはビールが欲しくなると、黒ラベルとともにいただいた。ランチはもちろん、夕方にテイクアウトして、自宅飲みのつまみにするのも最高だろう。

昼だけど、やっぱり焼き鳥にはビールが合う!

 ごちそうさまでした。皆さんも、ぜひコロナで困っている飲食店をテイクアウトやデリバリー、通販で支援お願いします。

大衆酒場BEETLE 五反田

住所:東京都品川区東五反田1-23-7 メリス五反田ビル 1F
電話:03-6721-9211

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