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表示灯株式会社、ザイトロニックの高性能タッチセンサー・ソリューションを、全国の神社境内に設置されている「神社ナビタ」に採用

PR TIMES

Zytronic Displays Ltd.
業界最高クラスの高センシング精度と高耐久性が、デジタルサイネージに求められる容易な操作性、高信頼性とメンテナンスの容易さを実現し、多言語対応が訪日外国人旅行者のニーズに対応



英ザイトロニック・ディスプレイ(Zytronic Displays Ltd., 本社: 英ニューカッスル、CEO: マーク・ケンブリッジ、以下: ザイトロニック)は、同社の高性能タッチセンサー・ソリューションが、表示灯株式会社(代表取締役社長: 上田 正剛氏、以下: 表示灯)が設計・製作を手掛け、全国の神社に設置されている同社の総合案内システム「デジタルサイネージナビタ」に採用されたと発表しました。表示灯が神社向けに開発したデジタルサイネージナビタ「神社ナビタ」は、湯島天神、神田明神、富岡八幡宮、久能山東照宮、下賀茂神社など、全国各地の31社(2020年2月末現在)に設置されています(注)。神社ナビタは、利用者が必要な情報を見て、触れて確認できる、より親しみやすい双方向タッチスクリーンシステムであり、多言語対応で訪日外国人旅行者のニーズに対応しています。

今回採用されたザイトロニック製品は、タッチフィルム「ZyFilm(R)」ならびにタッチコントローラー「ZXY100™ / ZXY110™」です。神社ナビタは49インチで、ミリ秒の速さでタッチ操作に正確に反応し、スワイプなどの簡単なジェスチャーコントロールをサポートしています。神社ナビタは、公共情報を表示すると共に、訪日観光客に対して参拝の際の礼儀作法などに関するアドバイスを、多言語で提供します。

表示灯でデジタルソリューション室長を務める横田章洋氏は、ザイトロニック製品の採用について、次のように述べています。「当社ではオリジナルのタッチ式デジタルサイネージを設置して、自ら遠隔運用しています。屋内外を問わず長期の使用に耐えられ、さらに大画面で高画質のタッチスクリーンは、今や当社のビジネスに不可欠です。特に神社ナビタは、ほぼ全てが屋外設置であり、風光明美なロケーションが多いので、あらゆる過酷な環境にも耐えられる、信頼性の高いタッチスクリーンテクノロジーが求められます」

ザイトロニックで、セールス・マーケティング担当ディレクタを務めるイアン・クロスビーは、次のようにコメントしています。「表示灯社は、数年前から当社の貴重な顧客として、ZyFilm(R)タッチセンサー導入の経験があります。巻き取り可能な当社のタッチフィルムを採用したことで、プロジェクトの要件に応じて、あらゆるサイズの現地で生産されたガラスおよび印刷されたガラスの裏面に、本タッチフィルム製品を搭載できると言う柔軟な対応が可能となり、さらには当社がある英国と日本の間の輸送コストも最小限に抑えることができます」

多言語による地域情報は、公共の場にデジタルマップを設置し、キオスクで公共交通機関の時刻表が入手できるなど、訪日観光客向けに広く提供されるようになりました。表示灯は、国内の公共交通機関の利用者向け情報や経路案内ソリューションなどの分野の先駆者であり、同様に市街地や自治体区域などの情報を提供する公共情報表示システムも展開しています。同社の主力商品「デジタルサイネージナビタ」は、市庁舎や区庁舎など85棟以上のビル、駅・バスターミナル、そしてより特殊な場所など、多数の箇所に設置されています。

デジタルサイネージ市場におけるザイトロニックの価値は、賞を獲得し特許を取得した投影静電容量式タッチ技術を使用して、大型スクリーンにおいてもスケーラブルなインタラクティブ性を提供できることです。この技術は、雨、雪、汚れ、破壊行為など、最も困難な環境のなかで機能することが実証されています。当社のソリューションを採用した世界各地の導入事例は、当社のWebサイト(https://zytronic.co.uk/technology/)でご紹介しています。

「ZyFilm」、「ZXY100 / ZXY110」の主な特長
柔軟性の高いタッチフィルム「ZyFilm」は、硬質透明面の裏面に一時的、または半永久的に取り付けるよう設計されています。Zytronicタッチコントローラー「ZXY100 / ZXY110」は、ザイトロニックの投影型静電容量方式(PCT™)タッチセンサーの全製品に対応するよう設計されており、PCに設定・接続することで、シングル、デユアルタッチのインタラクティブタッチ機能を実現します。製品仕様・詳細は当社Webサイト製品技術ページをご参照ください(https://zytronic.jp)。

注: 「神社ナビタ」が設置されている神社:31社(2020年2月末現在)
宮城県:竹駒神社
茨城県:筑波山神社
東京都:湯島天神、神田明神、富岡八幡宮、大宮八幡神社、鳥越神社、王子神社
山梨県:北口本宮冨士浅間神社
静岡県:久能山東照宮
愛知県:真清田神社、深川神社、上野天満宮
三重県:多度大社、猿田彦神社
富山県:高瀬神社
石川県:白山比咩神社
大阪府:杭全神社、大阪天満宮
京都府:賀茂御祖神社(下鴨神社)
兵庫県:湊川神社
岡山県:吉備津神社
香川県:田村神社
愛媛県:石鎚神社、伊豫豆比古命神社(椿神社)
山口県:亀山八幡宮、住吉神社
福岡県:筥崎宮
佐賀県:祐徳稲荷神社
長崎県:諏訪神社
鹿児島県:照国神社

表示灯株式会社について
表示灯株式会社(本社: 東京都港区、代表取締役社長: 上田正剛氏)は、1967年の創業以来、全国の主要な鉄道駅において約2,600駅、市役所や区役所などの自治体庁舎においては850ヶ所以上、また近年では交番や運転免許センターなど、全国で3,500ヶ所以上に主力商品である周辺案内図「ナビタ」を設置しています。表示灯の「ナビタ」は色覚障がい者にも見分けやすいよう、東京大学と共同で研究した色覚バリアフリーマップデザインを採用しています。国土交通省監修、交通エコロジー・モビリティ財団発行の「バリアフリー整備ガイドライン」に掲載されるなど、高い評価を得ています。また近年は増加する来日外国人観光客に対応すべく、地図の多言語化やデジタル化にも積極的に取り組んでおり、利用者の利便性や快適性に貢献しています(https://www.hyojito.co.jp/)。

ザイトロニックについて
ザイトロニック(Zytronic Displays Ltd、本社: 英ニューカッスル、CEO: マーク・ケンブリッジ)は、現在世界で最も広く使用されているタッチスクリーン技術である、投影型静電容量(PCT™およびMPCT™)型タッチ技術分野のパイオニアです。当社のタッチセンサーは、イングランド北東部3ヶ所の近代的な工場で製造されています。特許出願済みで国際的な賞を受賞した、ザイトロニックのPCT™およびMPCT™センシング製品は、ATM、デジタルサイネージ、自動販売機、ゲーム機、産業および医療分野向けに世界的に使用され、厳しい環境下においても究極のタッチスクリーンソリューションを提供します。同社の成功は、最大85インチまたはそれ以上の大きさのカスタムデザインで提供できる特許取得済みの高耐久性タッチセンシング技術によるものです。詳細は当社Webサイトをご参照ください(www.zytronic.jp)。

商標・記載事項の注意について
ザイトロニック社名・ロゴ、PCT™、MPCT™、ZXY100™ / ZXV110™は、Zytronic Displays Ltdの商標です。その他の登録商標・商標は、それぞれの所有者にその権利が帰属します。

提供写真説明: 「神田明神」(写真1)、「湯島天神」(写真2)境内に設置されている神社ナビタ(撮影: ザイトロニック)