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T教授の「戦略的衝動買い」 第576回

買いそびれた「鈍器的な重量」Unihertz Titanを友人から衝動買い

2020年04月09日 12時00分更新

文● T教授、撮影●T教授、編集●ASCII

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最近のトレンドである縦横比19:6のTCL PLEX(左)とほぼ1:1のTitan。表示能力、表現力、さまざまなモノが違って見える

同じQWERTYキーボード搭載のBlackberry Key2(左)の縦横比は3:2だ

筆者の好みの「スクエアな画面」

 Titanの大きな特徴でもある「スクエアな画面」が、使いやすいかどうかはユーザーによっても好みの分かれるところだ。そしてもうひとつの特徴であるキーボードも、同じQWERTYキーボードを搭載しているBlackberry Key2とも違う。キーピッチはTitanの方が余裕だ。またクリック感は両者比較的似ているが、Titanの方がカチカチという感じが少し強い感じがする。いずれも昔使っていたHP系の安心感のあるクリック感だ。

Titanを手に持ったイメージ。重さを忘れると100x150㎜のポストイットノートを持つ感覚に近い

 さて実際にTitanを片手で持って見ると、なかなかの鈍器感だ。成人男性の手には悪くない雰囲気だが、さすがにずっと持っていると約300gは徐々にズッシリと効いてくる。重さを忘れると、多少縦横サイズは大きいが、スケール感は100x150㎜の分厚めのポストイットノートに近い。

Titanのアスペクト比1:1には、3種類の表示サイズの異なるスクエア写真を選べる。スクエアサイズの写真好きにはうれしい

実際の撮影時もスクエアサイズは表示面積の大きさに圧倒的な迫力を感じてしまう

 写真の版サイズに関しても、筆者は4:3やワイドサイズよりもレガシーなポラロイドカメラのようなスクエアが好きなタイプなので、Titanの画面は極めて気に入っている。写真表示サイズの設定画面にも、解像度に応じてスクエアのピクセルサイズが3種類用意されている。Titanを手に入れてからは、いつも液晶画面全部を使う3504x3504ピクセルで撮影している。

少しクラシカルなイメージも受けるスクエアな写真を撮影できる。チェキ系のプリンターも一緒に揃えたくなってしまった

インスタントカメラ好きにはスクエアな写真はルーツだ

 たった4.6インチのスクエアな液晶に表示される、大きなビューファインダーイメージが最高にエキサイティングだ。写真撮影時のモニターも、プレイバックのときも液晶画面一杯に表示されるインスタントカメラの様なスクエアな写真はなかなか感性を刺激してくれる。

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