気分が高揚するのは良いクルマの要素のひとつ
東京モーターショー2019のひとめ惚れから約4ヵ月経ち、実車を目の前にした美環さん。「黄色じゃないんですね。でも水色も綺麗。なんかウキウキしますね」と乗る前から楽しそうです。乗る前から気分が高揚するって重要ですよね。
車内を見た美環さんは「オシャレさんです!」と、いきなりベタ褒め。シートも含めて室内で革素材は一切使われておらず、ファブリックとプラスチックで構成されているのですが、色合いがよいためチープな印象を受けません。「白い部分がプラスチックですから日焼けが気になりますけれど、こういう明るい色合いっていいですね。さり気ないイイモノ感もあって、さすがフランスです!」と美環さん絶賛。さらにドアの開口面積が広く、90度近くまで開くのも美点で、使い勝手がよいといえるでしょう。
ファブリックシートも「革のシートって高級感はありますけれど、夏場はペタペタしちゃうじゃないですか。こっちの方がイイかもですね。でも私、ジュースとかよくこぼすからなぁ。そこは心配です。気を付けないとね」との評価。実際の座り心地もかなり上々のようで「硬さと柔らかさが絶妙ですね。助手席側の足元も広くて、とてもくつろげますよ」と高評価。
その印象のまま後部座席に座ってみると「見た目と違って、ちょっと狭いかも」とのこと。ちなみに背の高い男性の場合、頭をかがめる必要があります。後席が狭いのは後ろにエンジンを置いたから。ちなみに窓を開けようとした美環さんですが「え? これどうやって開けるんですか?」と混乱ぎみ。そう、昔のクルマのように換気ができるできる程度にしか開かないのです。「窓を開けると風が入って髪の毛が乱れますけど、これはこれでいいかも」と意外と高評価。
トゥインゴにはルーフが大きく開く「Canvas top」がラインナップされています。今回試乗するのは、そのキャンパストップです。オープンカーはちょっと苦手という美環さんですが「自分で運転する時はいいかもですね。日中は日焼けするから開けないですが、夜はシートを倒して、お星さまが見られるって素敵かも。でもデートの時は絶対に開けないでほしいです」とのこと。
荷物を入れようとした美環さん。キーを使ってトランクをオープンすると「あ、エンジンがある割には、意外と広いですね。これだけあれば十分かもです。リアシートも倒せるんですね」と、荷室容量に不満はない様子。ただ「床面が暖かいですね。生モノをトランクに置いたらちょっと心配になるかも」と、謎の主婦目線を発揮。
ちなみに容積は公表されておりませんが、ライバル車種である「FIAT 500」よりは大きく、「フォルクスワーゲン up!」よりは少し狭いという印象。荷室は高い位置にあるため、後席を倒した際フルフラットになるのは美質です。
運転席のシンプルさに驚き!
運転席に座った美環さん。「ボタン類が少ないですね」と、やや驚いた様子。イマドキのクルマのボタンの多さには驚くものがありますからね。ハンドルはおもにクルーズコントロール系のみで、カーオーディオの音量調整などのボタンは用意されていません。さらにエンジンはプッシュスイッチではなくてキーを回す昔ながらの方法。最近のクルマに慣れている人には「え? どうやって動かすの?」と戸惑うかもしれません。
安全装備としては、トラクションコントロール機能付ESC(横滑り防止装置)とバックソナー、LDW(Lane Departure Warning)車線逸脱警報を備えています。
いっぽうバックカメラはオプション設定で、今回お借りしているトゥインゴには備えられていませんでした。「ないんですか!?」と驚きの表情をする美環さん。ちなみにバックカメラのお値段は2万7000円程度となります。
車両にはUSB端子は2つ用意されており、「助手席の人もスマホ充電できるのはうれしいです!」と、今やクルマにUSB端子装備はマストであることを実感。
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