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マルチプロトコルEDIサーバー「EDI-Master B2B Gateway」の新バージョンを販売開始

PR TIMES

キヤノンITソリューションズ株式会社
~流通業界・医薬品業界で利用が広がるAS2手順に対応~

キヤノンマーケティングジャパングループのキヤノンITソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金澤 明、以下キヤノンITS)は、AS2手順※に対応したマルチプロトコルEDIサーバー「EDI-Master B2B Gateway」の新バージョンを、2020年2月19日より販売開始します。


キヤノンITSが提供する「EDI-Masterシリーズ」は、小規模クライアント用途から大規模のサーバー用途まで対応可能なEDIソフトウエア製品群で、豊富な接続実績や使いやすいインターフェースなどで高い評価を受けています。「EDI-Master B2B Gateway」は、企業間EDIで多く利用されている複数のEDIプロトコルを1システムに統合し、取引先の拡大や既存EDIシステムの拡張に柔軟に対応できるEDIサーバー製品です。

2024年のINSネットディジタル通信モード提供終了にともない、電話回線を使った従来型EDIを利用している企業は、インターネットEDIへの移行を余儀なくされます。インターネットEDI対応に向け、各業界では標準プロトコルの規定・検討作業が進んでおり、流通業界・医薬品業界においては、インターネットEDI対応プロトコルとして、AS2手順も選択肢の一つとなっています。移行過渡期では、従来型のレガシー手順とインターネット手順のいずれの対応も必要になるため、両手順に対応した統合EDIシステムの導入が、システム運用負荷軽減の観点で重要となります。

新バージョンとなる「EDI-Master B2B Gateway Ver1.4」では、AS2手順によるインターネットEDI通信に対応しました。これにより、流通・医薬品業界向けEDI標準対応の製品をフルラインアップで提供します。各EDIプロトコルや回線数などの機能をオプション化しているため、スモールスタートが可能です。また、シンプルで使いやすいユーザインタフェースや、豊富な接続実績や他社ベンダーとの接続試験で培われた高い接続性があるため、スモールシステムからミッションクリティカルな大規模システムまで対応できます。インターネットEDIへの対応を、システム投資や運用負荷を軽減しながら実現することができます。

今後、キヤノンITSは「EDI-Masterシリーズ」を中核とするEDIソリューション事業で、2025年までに年間売上高25億円を目指します。製造業、金融業、小売・流通業、医薬品業、サービス業などさまざまな業界、業務における「EDI-Masterシリーズ」の導入ノウハウをもとに、パッケージ販売のみならず、システム構築から導入・運用支援にいたるまでEDIシステム全般をサポートし、目前に迫るインターネットEDIへの移行を強力に支援してまいります。

※ AS2手順 EDIINT(Electronic Data Interchange – Internet Integration)の略
インターネット技術の標準化推進団体であるIETFによって策定されている国際標準規格で、一取引あたりのデータ通信量が多いことが特長

<価格>


<「EDI-Master B2B Gateway Ver.1.4」の特長>
●マルチプロトコルに対応したEDIサーバー

・インターネットEDI主要プロトコルである、JX手順、ebMSv2手順、AS2手順に対応
・レガシーEDIプロトコル(JCA手順、全銀手順、全銀TCP/IP手順)に対応(Linux版は、全銀TCP/IP手順のみ対応)
・FTP、SFTP、メールEDI(POP3/SMTP)に対応
・全銀EDIシステム(ZEDI)に対応
・発信側・着信側いずれのプロトコルにも対応し、最大32回線の同時接続が可能

●堅牢なシステム構成
・シングル構成の他、複数台の通信サーバーから構成する分散型システムにも対応
・クラスター化や分散システムにより、高い冗長性を確保

●運用管理や連携機能
全プロトコルの統合管理が可能
・ライセンスの追加登録により、プロトコル追加・同時接続数などの順次拡張が可能
・フォルダ連携機能やFTP、SFTP通信機能により、社内のデータ連携にも活用可能

●流通BMS認定製品
・「流通BMSロゴマーク」使用許諾製品