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インドにおける下水処理プロジェクトの受注について

PR TIMES

東芝インフラシステムズ株式会社
-ガンジス川浄化計画に貢献-

東芝ウォーターソリューションズ社は、ビハール州都市インフラ開発公社からインド・ビハール州の二つの下水処理場建設および運転・維持管理プロジェクトを受注しました。なお、本プロジェクトはインド政府が推進するガンジス川浄化計画での下水道整備事業の一つです。


 東芝インフラシステムズ(株)のインド現地法人である東芝ウォーターソリューションズ社(以下、TWS)は、ビハール州都市インフラ開発公社からインド・ビハール州の二つの下水処理場建設および運転・維持管理プロジェクトを受注しました。なお、本プロジェクトはインド政府が推進するガンジス川浄化計画での下水道整備事業の一つです。

 今回、TWSが受注したのはガンジス川流域の都市チャプラとベグサライの下水処理場建設および15年間のO&M注1契約です。
 ガンジス川は、インドの中心部を約2,700kmにわたって流れ、流域は860,000km2、6億人以上の住人がいると言われており、飲用、家事、灌漑に不可欠な存在ですが、急激な都市化が進むことで水質汚染が深刻な状況となっており、インド政府は2015年にガンジス川浄化計画を発表しています。
 TWSは同計画を受けて、ジャールカンド州でサヒブガンジ下水処理場、ウッタル・プラデーシュ州で計4つの下水処理場等のプロジェクト実績があり、今回の受注はこれらの実績を評価されたものです。
 チャプラおよびベグサライ下水処理プロジェクトは、これらの地区においてインド公衆衛生・環境技術中央機構のガイドラインに則り、下水の収集、処理を行い、ガンジス川の浄化に貢献します。

 東芝ウォーターソリューションズ社は、公共上下水道プラントおよび産業向け水処理設備におけるEPC注2及びO&M事業を、インドを中心に東南アジア、西アジア・中東、北中米などグローバルに展開しています。
 当社は、監視制御・エネルギー削減などのソリューション技術と東芝ウォーターソリューションズ社がインド国内外のプロジェクトで培ってきたEPC・O&Mの実績・ノウハウを組み合わせることで、持続可能な水循環システムの確立と環境先進コミュニティの創出に貢献してまいります。

注1
O&M: Operation and Maintenance(運用・保守)
注2
EPC: Engineering, Procurement and Construction(設計・調達・建設)

プロジェクト概要

発注者:ビハール州都市インフラ開発公社
工事場所:チャプラ下水処理場
内 容 :下水処理場(処理能力3.2万トン/日)の建設およびO&M
工 期 :2020年1月から18か月(2021年7月完工予定)

発注者 :ビハール州都市インフラ開発公社
工事場所 :ベグサライ下水処理場
内 容 :下水処理場(処理能力1.7万トン/日)の建設およびO&M
工 期 :2020年1月から24か月(2022年2月完工予定)

ニュースリリース:https://www.toshiba.co.jp/infrastructure/news/20200210.htm